留学報告
留学先:大韓民国・仁済大学校 期間:2011年9月〜2011年12月
約4カ月間の留学生活は多くのことを経験し、考え、そして学ぶことのできた私にとって大変貴重な時間となりました。
私は高校の修学旅行で韓国を訪れたことがきっかけで韓国に興味を持ち始めました。それから大学での授業で韓国について学び、夏休みの短期学校を利用して韓国を再び訪れましたが、私の中で旅行ではなく韓国で実際に生活をしてみたいという気持ちが大きくなりました。そして大学生のうちに留学を経験し視野を広げることは自分自身の成長にも繋がると思い留学を決意しました。
留学中はたくさんの友達に支えられながら充実した時間を過ごすことができました。自分になかった価値観や韓国の文化に触れながら生活を送ったことにより、日本で生活を送っていただけでは気づかない日本の善し悪しや私自身のことについても冷静に考えることができました。またこの留学を通して、何に対しても挑戦してみようというチャレンジ精神が身に着いたと感じています。海外で生活を送ったことで自分自身に自信が持てるようになり、何事にも前向きに取り組む姿勢ができるようになったのです。
また留学先の仁済大学には日語日文学科という学科があり、たくさんの学生が日本について勉強をしています。私は1・2年生の日本語会話の授業に助っ人という形で参加させていただきました。そこでは多くの学生が一生懸命にそして楽しそうに日本語を使って話しかけてくれて、その姿は私の韓国語の勉強のモチベーションにもなり励みにもなりました。また、この学科の学生たちが2011年3月11日に起きた東日本大震災に対する募金活動も行っていたという話を聞くことができ、心が温まり、それと同時に東北に住む私自身ももっと東北のために頑張り役に立ちたいという気持ちが強くなりました。
この留学期間を通して、多くの人に出会うことができ、またたくさんの経験をすることができ私自身少しでも成長できたと感じています。今後は就職という新たなステップに踏み出しますが、留学を通して学ぶことのできたチャレンジ精神やコミュニケーション能力、そして思いやりのある温かい心を忘れずに次のステップでも様々なことに挑戦し成長し続けたいと思います。
最後に留学にあたり、様々な角度から支援をしてくださった方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
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