以前からタイの仏教や世界遺産に興味があり、この度当支援制度を利用して、友人2人とタイを訪れました。
タイでは医療施設の見学として、タイで最大の私立病院であるバンコク・ホスピタルを訪問しました。そして、山口大学出身で現在はタイ国籍を取得し内科医をしておられる仲地省吾先生のお話をお聞きしました。タイにはその安価な労働力のため多くの日本企業が進出しており、完全に日本語の通じる病院が必要不可欠です。バンコク・ホスピタルは様々な工夫によって各国語が完全に通じる医療を提供していました。また仲地先生にはお忙しい中時間をさいて頂き、仲地先生自身の経歴やバンコク・ホスピタルに就職しようと思った理由、またタイの医療事情について詳しく教えていただきました。その中で、各国で医療事情は大きく異なっているということ、また、すべてを完璧にしようとするのではなく自分の担当分野をできる限りの力で処理すること(タイ全体、世界中の医療を完璧にするのではなく、バンコク・ホスピタルの内科受診患者を徹底的に診ること)の大切さを学びました。
その他にタイでは、ワット・ポーやワット・プラケーオ等の世界遺産、水上マーケットを観光しました。はるか昔からタイでは仏教が大切にされていたことや宗教のもつ力の大きさを思い知るとともに、タイの豊かな自然や美味しい食べ物を満喫することができ、とてもよい経験となりました。
この度はこのような機会をいただき、大変感謝しております。
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