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「収穫感謝祭」が開催されました

 去る11月16日(日)山形大学清明寮(平清水)の南側にある地域教育文化学部附属農場において、生活環境科学コースの学生主催で恒例の「収穫感謝祭」が開催されました。収穫感謝祭実行委員会委員長である、地域教育文化学部生活環境科学コース2年佐藤謙晟(さとうよしあき)さんに当日の様子をレポートしていただきました。

 
 このたび、『生活環境と栽培A』という授業で収穫祭を行いました。この授業名を聞いて、何をしている授業なのだろうと思う方もいると思いますが、自分たちは週一回、大学の農場にいって農業を行ってきました。農場ってどこにあるのか学生はもちろん、皆さんもわからないと思います。実は、平清水清明寮の南側に地域教育文化学部農場があります。そこに小山学長さんはじめ卒業生OB、地域教育文化学科や生活環境科学コースの先生方をお招きして、授業で採れた収穫物を学生自身で調理して、雑煮餅、納豆餅、あんこ餅などを出席いただいた来賓の方々に振るまわせていただきました。
 この授業を通して、私は改めて農業の大変さを学びました。自分を含め、授業を履修していた他の学生もあまり農業の体験がありませんでした。そのため、種を植えて、水をかけて、雑草を取って、そして収穫する。履修した学生全員がそのように思っていました。
 しかしながら、それは全く違いました。種の蒔き方も土をどのくらい掘り、どのくらいの量の種を蒔いて、どのくらいの間隔で植えてなどなど様々、農作物をつくる際に気をつけなければいけないことを学びました。
 そして、自分たちがこうして収穫祭を行うことができたのは、指導していただいた齋藤博行先生(本学農学部卒)をはじめ、シルバー人材センターの方々が日々の水やりや手入れをしてくださったおかげです。自分たちが学ぶことが出来たのはその方々のおかげです。このように多くの皆さんが関わってくださったおかげで貴重な体験ができました。本当にありがとうございました。
 ぜひ、後輩の皆さんにも『生活環境と栽培A』の授業を履修して、大学生活ではなかなか体験できない農業の授業を学んでほしいと思います。