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山形大学卒業生講演会を開催しました

 平成26年12月6日(土)に、山形大学小白川キャンパス基盤教育1号館教室を会場に、ふすま同窓会と山形大学校友会との共催事業として「山形大学卒業生講演会」活躍する山形大学卒業生〜私にとっての山形大学とは?〜を開催しました。 なお、当日の参加者から提出されたアンケート結果は こちら よりご覧いただけます。


 山形大学を卒業され、それぞれの分野で活躍する比較的若い先輩卒業生がシンポジストとなり、自身のこれまでの生き方を通じて、これからの学生生活や就職活動へのヒントとなることを在学生に直接語りかけてもらうことを目的として、活躍する山形大学卒業生〜私にとっての山形大学とは?〜をテーマにシンポジウムが行われました。
 今回は、校友会支援事業として昨年に引き続き2回目となる講演会でしたが、在学生及び卒業生、各同窓会の会長や教職員など80人を超える参加者があり、会場は大いに盛り上がりました。
 講演会は、ふすま同窓会長長沼龍平氏と校友会副会長神戸士郎氏(工学部長特別補佐)の挨拶で始まり、人文学部准教授渡辺将尚座長(人文学部平成7年卒)のリードで進められ、4人の先輩卒業生からそれぞれの経験に基づいた有益なプレゼンテーションがありました。
 最初は、中小企業診断士で、現在、株式会社旭ブレインズ取締役を務める倉金徹さん(人文学部平成5年卒)からは、現在の仕事をなぜ決めたのかや仕事への姿勢、そして大学生活で会得したものなど幅広い経験を通して、後輩学生に熱いメッセージが送られました。
 次いで、碇真実さん(地域教育文化学部平成22年卒)は、卒業後直ちに青年海外協力隊員としてアフリカのニジェールやジブチに派遣され、現地で体験したことについてユーモアを交えてお話されました。ジブチの話の中では「働くために生きるのではなく、幸せになるために働くのだ…。」という現地の人の言葉が、とても印象的でした。
 3人目は、山形県警察本部刑事部科学捜査研究所に勤務する伊藤さよさん(大学院理学研究科平成9年修了)からは、科学捜査研究所とはいかなる部署でどんな業務をやるのか、なぜこの仕事を目指したかについてのお話があり、日頃はなかなか接することのない“科学捜査”についてさまざまな角度から貴重なお話を聞くことができました。
 最後は、現在、日立製作所に勤務するゾマホン・スールレレさん(大学院理工学研究科博士前期平成20年修了)からは、アフリカのベナン共和国から山形大学への留学当時の様子を語るとともに、本人は日本ではすべてが経験だと言い切り、将来、日本でのたくさんの経験を活かして母国の発展に大いに寄与したいとする力強い決意に、参加者は圧倒されていました。
 4人の先輩卒業生からのお話はとても興味深いものとなりましたが、今回はあらかじめ質問用紙を配付し全部で61件と多くの質問が寄せられ、シンポジストからは後輩学生の質問には経験談を交えながら、丁寧に、そして優しく、時に厳しく回答しておられました。
 参加した在学生らはそのやりとりに真剣に聞き入り、自身の思いを積極的に発表する学生もいて、とても活発なシンポジウムとなりました。
 山形大学を卒業し活躍する諸先輩のお話を聞く機会を得て、後輩学生らはとても刺激となり大学生としての自覚やモチベーションのさらなる向上に繋がりました。
講演会終了後には、厚生会館食堂においてティーパーティーが行われ、親しく懇談する中で、次年度以降の開催を期待する多くの声をいただき盛会のうちに終了となりました。


長沼龍平ふすま同窓会長の挨拶

神戸士郎校友会副会長の挨拶

座長の渡辺将尚 人文学部准教授

シンポジストの倉金徹さん

シンポジストの碇真実さん

シンポジストの伊藤さよさん

シンポジストの
ゾマホン・スールレレさん

シンポジウム風景(1)


シンポジウム風景(2)

シンポジウム風景(3)

大場好弘副学長の挨拶

ティーパーティー風景

昨年のシンポジストの佐藤麻都香
さん(右:大学院農学研究科修了)

ティーパーティー参加者の
記念撮影

   ◆ 講演会の概要は こちら のチラシ(PDF)をご覧ください。