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第7回山形大学雪合戦大会を開催しました
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平成28年2月13日(土)に米沢キャンパスで行われた校友会支援事業「第7回山形大学雪合戦大会」の模様をアドミニストレイティブ・アシスタントの小野寺玲さん(理学部2年)にレポートしてもらいました。
今年は近年にない暖冬で、野外での活動がしやすい日が続いていました。一時は雨天も心配されたものの、当日も晴天に恵まれました。非常に喜ばしいことに感じますが、例年1mはある積雪が今年は30p、雪合戦を考えると好天も考えもののようでした。 去る2月13日、山形大学工学部運動場にて山形大学校友会支援事業「第7回山形大学雪合戦大会」が開催されました。昨年の第6回大会は悪天候のため中止となり、一年ぶりの実施となりました。 午前11時に開会し、実行委員長の「スポーツマンシップに則って安全に」という挨拶から始まった今大会には、米沢市長も駆けつけて選手へ激励の言葉をかけていました。今大会の参加は5チームと例年よりも少なく、5チーム総当たり戦を行いました。1コートでの実施となり、その分敵味方を問わず会場全体で選手へ声援を送り、盛大な盛り上がりとなりました。 さて、筆者は今回の取材で初めて競技の雪合戦を知ることとなりました。競技の雪合戦を知らない方に少しルールを説明したいと思います。 ・ 1チーム選手7人+監督1人、1セット2分で対戦し、2セット選手で勝利 ・ 雪玉を当てられたらコート外へ出る ・ 相手コートにある旗を取る、相手を全滅させる、時間切れの時に敵よりも多く 味方がコート内に残るのいずれかでセット獲得 ・ チームの7人は「フォワード」:前の方からスタートするが雪玉が置いてある後方 には下がれない 「バックス」:一番後ろからスタートするが雪玉が置いてある 場所に出入りできる に分かれてプレーする ・ 一度に相手コートに4人以上同時に入ってはいけない 以上が雪合戦のルールを簡単にまとめたものです。お分かりいただけたでしょうか?また、縦40m×横10mのコートのところどころにシェルターと呼ばれる雪玉を防ぐ壁が置かれ、シェルターに身を隠しながら、相手に雪玉を当てる好機をうかがいます。 試合が始まると、まずフォワードの選手が一目散にシェルターの後ろへと駆け込みます。このときいかに多くのシェルターに取りつくことができるかで試合の優勢劣勢が決まるため、開始直後から激しい陣地取りとなります。そして雪玉を投げては身を隠し、時には果敢に相手コートへ突撃を敢行するもののあえなく返り討ちにあうなど、どの試合も一進一退の攻防が繰り広げられました。白熱した戦いにコート外から指示を出す監督も思わず熱くなり、激しく檄を飛ばしていたようでした。監督役は、フォワードの雪玉保有数が少ない時にはバックスへ補充の指示を出し、常に相手の状況や人数比を見て攻勢に出るか防戦を展開するかを決めるので、監督役の駆け引きが試合の状況を大きく左右しているように感じました。 今大会も後半戦へ突入すると、選手たちも競技自体に慣れ、電撃的な突撃作戦で開始10秒足らずで旗を取ってしまう試合もありました。雪玉を交わしながら旗へと滑り込む姿に称賛の拍手と大きな歓声が沸き起こりました。見ごたえのある試合の連続であっという間に時間が過ぎていきました。 また、休憩中には山形名物のいも煮が振る舞われ、選手たちは雪玉に当たり冷たくなった体を芯から温めていました。 午後3時に全試合が終了し、今大会はチーム「時任・熊木研究室」が優勝でした。おめでとうございます。また、他の参加者の皆さんもお疲れさまでした。ぜひいつかプレーヤーとして参加したいと思った今回の取材でした。
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