去る10月15日(月)山形大学開学記念日に合わせて、第55回山形大学駅伝競走大会が絶好のコンディションの中で開催されました。3年ぶりの開催となった今年の駅伝大会には男子5チーム女子2チームの合計7チームが参加し、中には理学部の学生と教授で結成されたチームもありました。また、今年はパフォーマンス賞も用意され、様々な衣装を着た“コスプレ選手”がたくさん見られました。
大会の様子を紹介する前にコースを説明します。今年のコースは、小白川キャンパスの陸上競技場から図書館前通り→基盤教育1号館前→銀杏並木通り→野球グラウンドの順に走り、陸上競技場へ戻ってくるというキャンパス内周回コースでした。一周約2qのコースを男子は9周(約18q)し、女子は5周(約10q)しました。2qといってもキャンパス内を走るわけですから、坂あり階段を登る場所ありで、走りきることはなかなか大変そうに見えました。
大会の準備では、朝早くから陸上競技場に集まった大学職員や学生役員(実行委員)、陸上競技部の方々により、本部の設営やコース整備などが行われました。準備が進み、開会式の時間が近づくにつれて、会場には個性豊かな選手たちが次々と集まって来ました。選手たちが全員集合すると開会式が始まり、駅伝大会の盛り上がりを期待させる様々な衣装の選手たちを前に、大会会長である安田弘法理事・副学長による激励の言葉や、選手代表による選手宣誓が行われました。

学生役員による司会進行
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駅伝大会本部
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激励する安田弘法理事・副学長 |

選手宣誓 |
開会式が終了し、選手たちは各自ウォーミングアップを済ませると、スタートラインにつきました。そして安田理事・副学長によるスターターピストルの音が鳴ると、スタートラインにいた全てのチームが走り出しました。ほとんどの選手がコスプレをしていたため、会場で応援や手伝いをしていた学生役員たちも、みんな笑いながらカメラやスマホで写真を撮っていました。
選手が走っている間、選手たちを応援していたのは学生役員だけではありませんでした。散歩に来ていた近くの幼稚園(保育園?)の園児たちも選手たちに「がんばれー!」と声援を送っていました。ポケモンやジブリ作品といった、子供たちも大好きなキャラクターのコスプレをした選手もいたため、園児たちの応援もどこか楽しそうでした。また、千と千尋の神隠しの千尋とハク様によるバトン渡しや、幼稚園児(の格好をした選手)を逃走中(番組)のハンター(のコスプレをした選手)が追いかけるという大人げない逃走中など、コスプレをしながら走ったからこその迷(?)場面がありました。
選手たちがゴールするときには、メンバー全員で手を繋いでゴールしたり、アンカーを担いでゴールしたりと色々なゴールシーンが見られました。また、気を利かせた学生役員はゴール直前でコスプレに合ったBGMをかけるなど、学生が率先して雰囲気作りを行ったため、会場は最後まで盛り上がっていました。

いよいよスタート! |

たすきリレー(1) |