山形大学校友会
山形大学校友会事務局
 (山形大学エンロールメント・マネジメント部)
 〒990-8560 山形市小白川町一丁目4-12
 TEL 023(628)4867 FAX 023(628)4185
 
山形大学校友会活動状況
山形大学オフィシャルサイト交通アクセス・地図
トップ> 山形大学学生サークル紹介 (「みどり樹通信」第40号)

山形大学模擬裁判実行委員会 (小白川キャンパス)

 <代    表>   人文学部  法経政策学科 3年  黒沼 健郎さん
 <広報担当>   人文学部  法経政策学科 3年  長谷 和軌 さん


山形大学模擬裁判実行委員会の皆さん

 こんにちは!山形大学模擬裁判実行委員会です。私たちは、山形大学人文学部の研究機関であり、社会問題となっている法律事項を取り上げた模擬裁判公演を、年1回行っています。今年も12月に模擬裁判公演を行う運びとなりました。現在はその公演を成功させるべく、日々公演の準備に取り組んでいます。

 今年の公演では、「刑事責任能力」を取り上げます。とある人が精神疾患等の影響で犯行に及んでしまった場合、法的にどのようになるかご存知ですか?そのときに争点となるのが、責任能力の有無です。精神疾患を持つ人の責任能力については刑法39条に規定されています。

 9月の下旬には、裁判劇の核となるシナリオ(脚本)が完成しました。シナリオは、1月から作成を開始し、裁判所や検察庁、また、山形大学の法律関係の先生に添削をしていただいて仕上げてきました。今回取り扱うテーマは難しい内容を多く含んでいるので、できるだけ噛み砕いて、伝わりやすいようにすることに重きを置いてストーリーを書きました。ですので、法律の分野は難しいと感じていらっしゃる方にも、ぜひ足を運んでいただきたいです!

 シナリオの完成とともに、キャストの練習もスタートしました。発声練習や早口言葉等の基礎的練習に加え、各場面ごとに通した練習を行っていく予定です。1人1人が自分の役の意味を考え、シナリオの意図を正確に観客に伝えられるような演技ができるように努力していきます!


今年のキャスト練習の様子です。その表情は真剣そのもの!毎年1年生がメインのキャストを務めています。

今年はキャストの人数がなんと約30人!非常に見ごたえのあるものになりそうです…!

 10月からはキャスト練習が本格化し、広報活動が動き始め、本番に向けて徐々に緊張感が増してきます。メンバー1人1人が担う役割を明確にして活動に取り組んでいくつもりです!
 私たちの公演をきっかけに、刑事責任能力について、また、精神疾患のことについて、考えていただく機会となれば幸いです。
 これから私たち山形大学模擬裁判実行委員会をよろしくお願いします!
 続報をお楽しみに…!


昨年の児童虐待をテーマとした公演「日常~それはしつけですか~」の様子

【リンク】
<山形大学模擬裁判実行委員会 HP>


第45回模擬裁判公演 「みかた」 ~その病に責任はあるのか~
12月8日(金)17時30分開場 18時開演
12月9日(土)14時30分開場 15時開演
会場:山形市中央公民館(az七日町6F)

本件に関するお問い合わせは黒沼委員長まで
Mail:bk.kenrect3013@outlook.jp
Tel:090-6251-1005