附属学校運営部長挨拶

運営部長 三浦 登志一
(山形大学学術研究院教授・大学院教育実践研究科担当)
2025年4月から引き続き附属学校運営部長を務めることになりました。2020年に始まったコロナ禍の長い月日を乗り越えて、山形大学附属の各学校園もようやく日常の教育活動を取り戻してきました。
現在、ICTを活用した学習の在り方が模索されるなど、子ども主体の新しい教育実践が求められています。山形大学附属学校園はこうした課題を解決するために、附属特別支援学校・附属幼稚園・附属小学校・附属中学校の4校園が一体となって、実践研究に取り組んで参ります。これまで以上に地域に貢献できるよう、教職員の皆さんと一緒に力を尽くしていきたいと思います。
2025年度もこれまでの4つの重点を引き継ぎ、取組みを進めます。
1.学校経営グランドデザインに基づく「使命と特色」を強化した教育の推進
2.地域の実情や教育課題を踏まえた附属学校園の将来構想の検討
3.働き方改革の取組のさらなる推進
4.研究推進における大学や県・市等との連携と情報発信の充実
今後とも、皆様からのご支援・ご協力・ご指導を賜りますようよろしくお願いいたします。
運営副部長挨拶![]() 運営副部長(実習担当) 澁江 学美 (山形大学学術研究院教授・ 大学院教育実践研究科担当) 運営部副部長として、2年目を迎えました。 昨年は1年の流れが見通せず、教職員の皆さん、そして園児・児童・生徒の皆さんのためにできることがまだまだあったと自分を振り返っているところです。 「当たり前の毎日を」を支えるための教育活動、加えて附属学校園だからこその様々な課題等に対して、アンテナを高くし、微力ながら支えることが出来ればと思っております。 教育学部に向けた動きの中で、附属学校園の教員養成に関わる附属学校園の役割、また昨年立ち上げたコミュニティスクールの円滑な運営、児童生徒の安心安全等への配慮等、大きな流れがそこにあります。 附属学校園を支える地域の方々、同窓の皆様の熱い思いやお力添えを受けながら、教職員の皆さん、運営部の皆さんと一緒に笑顔にあふれた附属学校園となるよう精一杯、努力してまいります。 |
運営副部長挨拶![]() 運営副部長(研究担当) 山﨑 義光 (山形大学学術研究院教授・ 地域教育文化学部担当) いま学校をめぐる社会環境が大きく変わってきています。20世紀に確立した日本の学校は、21世紀の社会に見合った学びの場へ更新することが求められています。教室は、既定の学習内容を誰もが一律一斉に教えられる場ではなく、個別に最適な学びとともに協働的な学びの場であることが求められています。学ぶ児童生徒の関心と意欲に基づいた主体性を引き出す場です。そうした学びを通じて成長する子どもたちによって、将来、同質な者同士ではなく、異質で多様な者同士が協働し合あえる社会が形成されていくことが期待されています。附属学校では社会の変化を見すえながら、学校・教員の役割の見直しとともに、新たな学びのかたちを模索して、日々の教育に取り組んでいます。幼・小・中・特支4校園の連携、大学との連携のもと、社会に開かれ、新たな学びを推進する教育実践の情報発信を後押ししてまいります。 |