(2006.8.10) |
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国立大学法人山形大学は,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「平成18年度エネルギー使用合理化事業者支援事業」の事業公募に応募し,本学でのESCO事業において,採択の決定を受けました。 今回,NEDOから補助事業として採択されたのは,本学飯田キャンパス(医学部及び附属病院等:山形市飯田)で実施予定のESCO事業で,平成18年3月に公募により事業者選定を行ったESCO事業者(ユーエフジェイセントラルリース㈱)との共同事業として,天然ガスを使用したコージェネレーションシステム等の省エネルギー設備をESCO方式で導入する事業です。 ESCO事業とは,Energy Service Company の略称で,省エネルギーを民間の企業活動として行い,顧客にエネルギーサービスを包括的に提供する事業で,省エネルギー設備をESCO事業者の費用負担により設置し,その設備の導入効果によって削減された光熱水費から設置費用を割賦負担する方式などがあり,初期投資費が不要となり,かつ省エネ効果が保証されるという特徴があります。そのことから,環境性と経済性を両立させた方式として,国としても京都議定書目標達成計画(平成17年4月28日閣議決定)等において,二酸化炭素排出量削減に向けた方策として,導入を推進しています。 今回,導入予定の本学のESCO事業は,平成18年秋頃から省エネ設備の設置工事を開始し,平成20年春の事業開始を予定しており,光熱水費の削減予定額は年間約8000万円と試算しています。 ESCO事業の実施及びNEDO補助事業への採択は,国立大学法人としては,今回同時に採択された島根大学と並び全国で最初となるものです。 |
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