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「鬼神」と「霊魂」の文化 − 古典文学に表れる「あやかし」の世界 |
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日 時 | 6月4日(月)〜6月25日(月) 毎週月曜日 18:00〜20:00(予定) | 受講対象 | 社会人・大学生・高校生 | ||||||||||
募集人数 | 20人 | ||||||||||||
場 所 | 地域教育文化学部1号館1階A4教室 | 受講料 | 2,000円 | ||||||||||
〈講座の概要〉 中国と日本の古典文学に表れる「鬼」「霊」「幽」「妖」「怪」の本来の姿と,変化の様子をわかりやすく説明します。 例えば, 中国で「鬼(キ gui)」の文字が生み出されたときの原義が, 後世どのように変質して現代日本人がイメージする「鬼(おに)」になったのか。 「霊」と「魂」の関係は? 「もののけ」とはどのような存在? 「妖怪」,「幽霊」,「化けもの」とは,いったい何者? 等のテーマを,和書・漢籍を資料にして考えて行きます。 不思議と思うコトが不思議なモノへと変質し,「あやかし」として社会的に認知されて行く過程を追いかけて,人間の意識が生み出す世界のおもしろさを理解していただきます。 人間は,五感が知覚してしまった現在の常識では説明できない現象や,五感では知覚できない抽象的な存在を,分析し,意味づけようとする生き物です。不思議さの実態を知ろうとする人間の意識は,文化が豊かになり,文明が発達するほどに「あやかし」を増殖させてしまう不思議な働きを持っています。 ちょっとアヤシイ世界を学問的に,しかしわかりやすく覗いてみましょう。 |
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