○山形大学基盤共通教育履修規程

平成28年2月10日

(趣旨)

第1条 この規程は,山形大学科目履修規程第3条の規定に基づき,山形大学(以下「本学」という。)において基盤共通教育科目として開設する授業科目,修得すべき単位数及び授業時間数,履修等について必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条 この規程において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。

(1) 授業科目 山形大学学部規則(以下「学部規則」という。)第26条に規定する授業科目をいう。

(2) 教育科目 学部規則第27条第3項に規定する科目の区分をいう。

(教育科目等)

第3条 基盤共通教育の教育科目等は,別表のとおりとする。

2 共通科目のコミュニケーション・スキル(以下「スキル」という。)3は外国人留学生に対して開設し,必要な事項は別に定める。

3 外国人留学生以外の学生で,外国において相当の期間中等教育(中学校又は高等学校に対応する学校教育をいう。)を受けた者及び中国引揚者等子女については,前項の規定を準用することができる。

(修得すべき単位数)

第4条 基盤共通教育科目として開設する教育科目のうち,卒業に必要な単位数は,次のとおりとする。

科目

単位数

備考

導入科目

各学部4単位以上


基幹科目

各学部6単位


教養科目

各学部の定めるところによる。


共通科目

スキル1

10単位を基本とし,各学部の定めるものとする。


スキル1以外

各学部の定めるところによる。


探求科目

各学部の定めるところによる。


補習科目

各学部の定めるところによる。


(単位の計算基準)

第5条 授業科目の単位の計算基準は,学部規則第31条に基づき,原則として次のとおり定める。

(1) 講義については,15時間の授業をもって1単位とする。

(2) 演習については,15時間の授業をもって1単位とする。ただし,教養科目の一部及びスキル2は,30時間の授業をもって1単位とする。

(3) 実験,実習及び実技については,30時間の授業をもって1単位とする。

(授業)

第6条 授業は,講義,演習,実験,実習若しくは実技のいずれかにより又はこれらの併用により行う。

2 授業時間割,授業担当教員及び授業内容は,学年の始めに公示する。

(履修科目の登録)

第7条 学生は,履修しようとする授業科目を学期の始めに,定められた期日までに登録しなければならない。

2 履修科目を登録しない者は,単位の認定を受けることができない。

3 履修科目登録後の変更は,原則として認めない。

4 やむを得ない理由による履修取消しについては,一定の手続を経た上で認めるものとする。

(履修方法)

第8条 授業科目の履修方法に関し必要な事項は,別に定める。

(成績の審査)

第9条 履修した授業科目の成績の審査は,各授業担当教員が学修状況,試験の成績等によって行う。

2 成績の審査は,各授業科目について100点満点とし,60点以上を合格とする。この場合において,100~90点をS,89~80点をA,79~70点をB,69~60点をCとし,59~0点をFとする。

3 成績の審査に合格した者に対しては,所定の単位を与える。

4 単位は,学期ごとに与える。

5 第7条第4項の規定による履修取消しをしないで履修を放棄した場合は,Fとする。

6 次の各号のいずれかに該当する者は,成績の審査を受けることができない。

(1) 休学中の者

(2) 学部規則第65条により懲戒中の者

(入学前の学修成果の認定)

第10条 学部規則第36条に規定する本学入学前の学修成果の認定は,各学部の定めるところによる。

2 前項の学修成果の認定に伴う履修期間の短縮は行わない。

(他大学等との単位互換)

第11条 学部規則第35条の規定に基づく,他大学等との単位互換による基盤共通教育科目に係る単位認定については,各学部の定めるところによる。

(外部試験の成果の認定)

第12条 学部規則第35条第3項及び第36条第2項の規定に基づく,外部試験(TOEIC,TOEFL及び実用英語技能検定(英検))の成果については,基盤共通教育科目のスキル1の単位として認定する。

(進級条件)

第13条 各学部における2年次への進級条件は,各学部の履修要項等の定めるところによる。

1 この規程は,平成29年4月1日から施行する。

2 平成28年度以前入学者については,山形大学基盤教育履修規程の定めるところによる。

(平成29年4月1日)

この規程は,平成29年4月1日から施行する。

(令和4年12月21日)

1 この規程は,令和5年4月1日から施行する。

2 改正後の山形大学基盤共通教育履修規程の規定は,令和5年度入学者から適用し,令和4年度以前入学者については,なお従前の例による。

(令和5年3月22日)

この規程は,令和5年4月1日から施行する。

別表 基盤共通教育の教育科目等

区分

分野名

科目

領域

導入科目

スタートアップセミナー

スタートアップセミナー

みずから学ぶ

ライティングスキル

学部導入セミナー

基幹科目

人間を考える・共生を考える

人間・共生を考える

山形から考える

山形から考える

現代を生きる

現代を生きる

教養科目

文化と社会

哲学

心理学

歴史学

文学

芸術

言語学

文化論

法学

経済学

社会学

政治学

地理学

社会と倫理※

知的財産※

日本国憲法

自然と科学

数理科学

物理学

化学

生物科学

地球科学

応用と学際

応用

学際

共通科目

コミュニケーション・スキル1

英語1

英語2※

英語3※

コミュニケーション・スキル2

ドイツ語

フランス語

中国語

コミュニケーション・スキル3

日本語

情報科学

情報処理

データサイエンス(基礎)

データサイエンス(応用)

健康・スポーツ

健康・スポーツ科学

スポーツ実技

スポーツセミナー

サイエンス・スキル

数理科学

物理学

化学

生物科学

地球科学

医学

工学

農学

キャリアデザイン

キャリアデザイン

キャリア教育※

探究科目

詳細は別に定める


補習科目

詳細は別に定める


※印は2年次以降に開講する科目

山形大学基盤共通教育履修規程

平成28年2月10日 種別なし

(令和5年4月1日施行)