平成26年1月31日(金)にクーポール赤坂本店(東京都港区)を会場に開催された米沢工業会TH会首都圏支部新年会の様子をお知らせいただきました。
今回は講師として山形大学大学院理工学研究科教授であり、山形大学ライフ・3Dプリンタ創成センター(LPIC)長も務めておられる古川英光先生をお迎えし、「透明形状記憶ゲル材料について」と題して講演が行われました。
ゲルと生体との共通性、先生のゲルの特徴、研究の経緯、3Dプリンターによる医療への応用例、米沢での研究の様子、他大学との共同研究そしてものづくりや新たな創作への可能性などを、サンプルや動画を用いて分かりやすく解説していただきました。
先生のゲルの研究と3Dプリンターとの組み合わせが、従来できなかったこと、考えられなかったことを可能とし、仕事や家庭生活をはじめ、社会の隅々にまで影響を及ぼすようになることを思わせる、まさに新春に益々夢が膨らむご講演でした。
講演会の後は懇親会となりましたが、参加者の皆さんは米沢から取り寄せた地酒を酌み交わしながら、時間の経つのを忘れてそれぞれの近況を語り合い、研究室や寮のことなど学生時代の思い出話にも花を咲かせていました。

開演前の会場の様子
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古川先生による講演
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山崎洋一郎米沢工業会理事長の挨拶
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懇親会の一コマ
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