ラトビアの泥棒について
大学から寮に帰ってきて早々受付のお兄さんから一言
「カード。」
「え(・.・;)?」
で、お兄さんなぜか私のクレジットカードと学生証を渡してきました。私ちんぷんかんぷん。どうしてお兄さんがカード持ってるのか?
私は普段iPhoneケースにカード入れているんです。なので、カードがお兄さんから渡されるということは…
・考えられることその①→iPhoneケースからカードだけ落とした。それが何らかの形で寮に届いた。
・考えられることその②→iPhoneを盗まれた。で、カードだけ捨てられた、もしくは警察に届けた(泥棒が)。
・考えられることその③→iPhoneを落とした。で、iPhoneのみ盗まれた。
で、急いでバックの中を確かめてみたんです。そしたら…え、IPhoneない(;_:)!で、急いで部屋に戻って確かめてみるも、やはりiPhone見当たらず…。もう一度受付に戻って、お兄さんにどうしてカード持ってたのかを聞いてみると、
「誰かが警察署のポストにカード入れて、警察からカードが届いた。」
とのこと。結局②か③の結論に至るのですが、どちらにしてもiPhoneが盗まれたという事実は変わらないわけで。もう大ショックな訳です。三時間ほどへこみ、その後立ち直りました(ラトビアにきて何かと強くなった自分)。
でも、それにしてもカードが戻ってくるというのは不思議です。というか、泥棒も良心的だなと思ってしまったり。こちらではIphoneや財布の盗難は日常茶飯事ですが(おそらく留学生の中でも3人に一人は何かしら盗難の被害にあってる)、Iphoneと現金以外は全く興味ないようで、カード類は結構な確率で戻ってくるらしいんです。私の友人も財布を盗まれましたが、現金そっくり盗まれて財布とカード類はちゃんと戻ってきたそうです。泥棒がわざわざ交番までカード類を届けるとは思えませんが(いや、案外そうなのかもしれませんが ^^;)、とりあえず盗るものだけ取って、あとは捨てるっていうのはなんだかんだで有難いです。欲があるのかないのか。
クレジットは普段通り使えて、乱用されていることを心配していたのですが、そんなこともありませんでした。カードのみ戻ってくるというあまりにも不可解な状況にもう怒る気力もないというか。改めて、日本じゃないな~ラトビアきてるんだな~とひしひしと感じる今日この頃です。
…ところで、寮のお兄さんが新しくiPhoneを手に入れたとのこと。「輸入物」だそうで、説明言語が異なり取り扱いが難しいそうです…(- -)ん?? >>次のページへ
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