ＰＲＩＭＡ(寮)について
ラトビア大学では二つの寮―「PRIMA」と「REZNAS」－を斡旋しています。両方とほぼ同じ区域（Reznas iela）にありますが、私はそのうちの一つ「PRIMA」に住んでいます。ということで、今回は大学斡旋寮の一つ「PRIMA」について。
始めに、PRIMAの概要について説明していきます。
PRIMAは大学斡旋寮ということもあり、住居人の大半が大学生です。たまに、大学生ではない人もいますが、そういう人は大学の先生であったり、観光客であることがほとんどです（PRIMAは「学生寮」ではありますが、ここは融通をきかせて）。二カ月以下の短期滞在であれば、一泊7ラッツ（約1000円）です。九階建てになっており、それぞれのフロアに国の都市の名前があてられています（例えば、私は「Tokyo」フロアの「Waseda」の部屋に住んでいます）。八階までが「原則」長期滞在者用で、九階が旅行者用です。各フロアには共同のキッチンが備え付けられており、二部屋共同利用のシャワー室とトイレがあります。一階には24時間利用可能の受付（2012年11月ごろから23時～5時までは、受付不可になりました）と昼から深夜にかけて営業するカフェがあり、地下室には有料の洗濯機（2ラッツ）、卓球台、パーティー用の個室、サウナなどがあります。家賃はシングルルームだと月160ラッツ（約2万5千円）、ダブルルームだと月90ラッツ（約1万5千円）、トリプルルームだと月60ラッツ（約1万円）になっています。三か月以上滞在するとディスカウントが受けられ、ダブルルームに関しては90ラッツから75ラッツになりました。大学からはバスでおよそ15分の距離、治安はあまりよくないそうですが、寮周辺であれば夜に出歩かない限り、そこまで危険はありません（今までの経験上）。
そんな感じの寮ですが、今まで暮らしてきた感想として。一言で言うと、本当に「ゆるい」です。PRIMAにはこれといった規則がないので、新学期なんかは深夜12時過ぎまでパーティ－をしてることもありますし、見知らぬ人がいると思ったらフロアメートの家族や恋人、友人だったり(゜゜)洗濯機なんかも、「マンスリーパス」（一か月6ラッツでレシートがパスポート代わり）なるものがあるらしいのですが、実際毎月購入している人はほとんどいないようで、前月のレシートを使ってる人も多いみたい（受付の人もわかっていながらチェックしてないようですね^^;）。家賃滞納者も割と…？
確固たる「常識」が通用しない留学生寮だから、こういうことになるんだろうな～と思いつつ、多少損はしても自分は「日本の常識」で生きたいな～と、改めて自分の日本人らしさを実感する寮暮らしなのでした。最近は（ほどほどに適当な）日本人として生きていいんだな～と開き直ってるので、大分楽な寮暮らし:-)！
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