ラトビアの交通機関について
毎日学校に行く際には、15番トロリーバスを使っています。トロリーバスというのは、日本語で言えば路面電車。ラトビアでは主要な交通機関になっています。また、もう一つの主要な交通機関については、トラムが挙げられます。釣り下がった感じで、上の部分を金属製のロープで支えられ、路線を走るのがトロリーバス、釣り下がっていないが路線を走るのがトラムです。
トロリーバス、トラム共に一回の運賃は75サンティーム(約100円)で、どこで降りても料金は一律です。100円バスのような感じですね。ラトビア内でのコンビニのような存在であるnarvessenやkioskなどで回数券(5回、10回、20回の三種類あり)を購入することもでき、その際は一回当たり50サンティームと、通常よりも安い値段で乗車することができます。また、学割制度などもあり、学生であればe-talonsというプリペイドカード作ることができるのですが、それを使用すると一回当たり25サンティーム(約40円)で乗車することができます。一か月12.5ラッツ(約2000円)で、トロリーバスもトラムも乗り放題というチャージ方法もあり、常に交通機関を利用する人であれば、かなりお買い得。ちなみに私は、1ルート1か月間乗り放題というチャージ方法で、1カ月あたり7.5ラッツ(約1000円)です。これを利用すると、例えば15番トロリーバス(1ルート)が一か月間乗り放題です。一か月間乗り放題にしたいルートを決める方法ですが、チャージ後一番初めに利用したトロリーバスもしくはトラムが、乗り放題の対象となります。回数券やe-talonsの使い方ですが、どちらも電子カードなので、乗り込んだ時に車内にあるカード読み取りの機械にカード(e-talons)をかざすだけで終了です。カードの回数や期限が切れていたりすると、赤のランプが点灯します。問題ないと「ピッ」という音と共に緑のランプが点灯します。
無料乗車できないこともないので、ときどき「コントロール」と呼ばれる警備員(正規ではなく学生などがアルバイトで行っているそうです)がチェックに入ることがあります。これまで、三回ほどコントロールを見ていますが、大抵2,3人がつかまり、その場で降ろされ、罰金を払わされます(3ラッツ払わされます。ホームレスの人など、本当にお金のない人は降ろされるだけで済むようです)。
ごく稀に、コントロールVSタダ乗り乗客の口論もあったりします(私はこれまで3回ほど口論に立ち会いました)。コントロールが3連敗していたので、立場的にコントロールは弱いのかも^^;
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