第44回全日本アンサンブルコンテスト銀賞受賞の山形大学吹奏楽団を取材しました！

掲載日:2021.3.29

第44回全日本アンサンブルコンテストにおいて銀賞を受賞した山形大学吹奏楽団を取材しました！

全日本アンサンブルコンテストで銀賞を受賞して

山形大学吹奏楽団　半谷あかり(理学部2年)　※所属は2020年度のものです。

山形大学吹奏楽団は、去る3月20日に宮崎県のメディキット県民文化センターで行われた第44回全日本アンサンブルコンテストに東北代表として出場いたしました。

当コンテストは、3～8人という比較的少人数で参加するもので、私たちはサクソフォン四重奏という編成で出場いたしました。

村山地区大会、山形県大会、東北大会と駒を進めていきましたが、今年はいずれも無観客での開催だったため、全国大会にて初めて聴衆がいるなかでの演奏でした。それなりに緊張してしまいましたが、だんだんと演奏を楽しむことができ、演奏後初めての拍手をいただいた時には全国大会という大舞台でこうして演奏ができたことへの嬉しさで胸がいっぱいになりました。

結果は銀賞で一番上の賞である金賞には手が届かなかったのですが、私たちの音楽を約半年という長い間、突き詰めることができたことが何よりの幸せであったと思います。さらに、それぞれの大会で何度もたくさんの方に「頑張ってね」「応援してるよ」「おめでとう」等のお言葉をいただき、コロナ禍でも変わらない人の暖かさや、応援されることの心強さを実感できたのは、とても良い経験だったと思います。応援していただき、本当にありがとうございました！！

1月からは感染対策のため室内サークルの活動が制限される中での練習ではありましたが、私たちは大会に出場するため特例を申請し、練習を許可していただいた経緯がありました。このような大変な状況の中、練習ができるよう大学の職員の方、団長をはじめ様々な方にご尽力いただき、心より感謝申し上げます。練習のための部屋も確保していただき、感染対策を十分行った上で、良い環境の中で良い練習を行うことができたと思います。

　最後に、この度の全国大会に際して支援金をいただいた山形大学吹奏楽団OB・OGの皆様、山形県吹奏楽連盟、山形大学吹奏楽団、そして山形大学校友会の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。宮崎県での大会ということで多額の遠征費がかかってしまいましたので、たくさんのご支援に大変助けられております。誠にありがとうございました。

4人中2人がこの春に卒業されたため、卒業生はそれぞれの進路で、在学生は引き続き山形大学吹奏楽団の一員として、励んで参ります。これからも山形大学吹奏楽団をどうぞよろしくお願いいたします。