地域と共創する商品開発──JUHYOプログラムが始動

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校友会支援のもと進める「JUHYOプログラム」が、2025年7月4日に力強くキックオフを迎えました。本プログラムは、株式会社ヤマザワと国分東北株式会社による共同企画としてスタート。地域資源である山形の果物に、学生の視点と企業のノウハウを掛け合わせ、実際の商品開発から販売までを体験する実践型の教育企画です。

当日は、連携企業のヤマザワ・国分東北各担当者、協力団体「縁と縁」(代表:大﨑雄哉氏)に加え、学部学年を越えた学生12名が参加し、熱い議論が繰り広げられました。企業からは、現在ヤマザワ店頭で展開中の商品開発実例が紹介され、学生たちは加工技術やパッケージ設計を含む企画ステップに挑戦。一歩ずつ、試作品への展望を膨らませました。今後は年内の完成・販売を目指し、チームに分かれて開発を推進していきます。

本プログラムは、単なる学びの場に留まらず、産学連携による地域経済の活性化を狙った社会共創型プロジェクトでもあります。学生にとっては、データ駆動型思考を取り入れつつ、学外のビジネス現場でのリアルな経験。企業にとっては、新たなアイデアと若い感性による商品戦略の創出という、双方向の成果が期待されます。

校友の皆さまには、ぜひこの共同企画の行方を温かく見守っていただくとともに、今後の商品化・商品発売・店頭販促にご注目いただければ幸いです。また、ぜひ応援やアドバイスで力を貸していただければ大きな力になります。