山形大学附属学校園において「平成２５年度附属学校合同研修会」を開催

山形大学附属学校では、７月30日に文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室 鍋島　豊室長と開善塾教育相談研究所金澤純三所長の両氏を講師に招き、同大附属中学校において、平成25年度附属学校合同研修会を開催した。

従前から附属学校では、毎年、四附属学校園（附属幼稚園、小学校、中学校及び特別支援学校）の教育研究の向上を図り、附属学校園間の連携を深めることを目的に、附属学校合同研修会を開催しており、今回の研修会は、平成23年度から実施した「附属学校連携の日事業」として開催した。

この研修会には、四附属学校園教員のほか、事務局及び附属学校運営部から約100人の教職員が参加した。

鍋島氏は、「今日における教育改革の動向と附属学校のこれから」のテーマにより、教育再生の取組、学習指導要領の改定とICT教育の推進、教員養成の改革と大学改革及び国立大学附属学校への期待等について講演された。

また金澤氏は、「不登校の子供たちをどう指導・援助するか」のテーマで、今般の不登校の子供たちへの指導・援助のあり方等について、同氏のライフワークをもとに講演された。

講演後は、各学校・学年毎にクループを編成して、本講演を踏まえて、「今後の指導・支援の在り方」等について意見発表を行い、質の高い教育実践・研究活動を進める上で有意義な研修となった。