教養教育において,多くの学生に支持され,質の高い授業を提供してきた優秀な教員に「ベストティーチャー賞」を授与し表彰する。また,近年,本学に採用された新人教員のうち,教養教育において優れた授業を提供している教員に「ベストティーチャー新人賞」を授与し表彰する。 ベストティーチャー賞及びベストティーチャー新人賞とする。 ◎対象者 対象者は次の各号に該当する者とする。ただし,前年度受賞者及び教育方法等改善専門部会(以下「改善専門部会」)委員は対象外とする。
◎対象者 対象者は次の各号に該当する者とする。ただし,前年度受賞者及び改善専門部会委員は対象外とする。
受賞者には,表彰状及び下記の副賞を贈呈する。
期限までに,全ての事項に記入した推薦書を,以下の応募先に持参または郵送する。 応募先 山形大学高等教育研究企画センター事務室 (インフォメーションセンター2階) 締 切 平成21年6月5日(金)17時 推薦書のダウンロードはこちら→(Wordファイル) (PDFファイル) ベストティーチャー賞及びベストティーチャー新人賞受賞者には,すばらしい授業の共有化を図るため,平成21年度前・後期の授業で公開授業を実施していただく。 教養教育分野でのベストティーチャーは,教養教育において優れた授業を提供している教員を選定するもので,教養教育ベストティーチャー新人賞は本学に採用された新人教員のうち,教養教育において優れた授業を提供している教員に授与し表彰するものです。選定は,学生からの授業改善アンケート,受講者数,教育方法の工夫・改善などをもとに,教育方法等改善専門部会が行いました。 受賞者の授業は,すばらしい授業の共有化を目的として,平成20年度前期・後期あるいは平成21年度前期の授業で公開されることとなっています。 三上氏は,「故事成語から知る漢文学(文学)」(受講生95名)の授業評価において,4.62と非常に高い評価を得ている。氏の授業は,学生の興味・関心を高める工夫がなされている。例えば,毎回授業のはじめに学生にとっても関心の高い話題を取り上げ,漢文学へと結び付けている。また,発問を多く取り入れ,学生が意見を述べることを重視した授業を進めている。このような点において本賞にふさわしい人物である。 農学部 岩鼻 通明 教授 岩鼻氏は一般教育科目「政経・社会」領域で「地理学」を担当し,「韓国の民族と文化」というテーマで講義・教養セミナーを行っている。2000年の南北首脳会談,2002年のワールドカップ日韓共催,その後の韓流ブームなど最新の話題を交えながら,学生に隣国についての基礎知識を興味深く習得させている。継続的な教養教育への貢献に加えて,履修登録者が70名近い講義においてもほぼ全員の学生が出席し,かつ学生による授業評価も非常に高いことから,岩鼻氏が本賞を受賞するに相応しい人物と判断する。 齋藤氏は,一般教育科目「文化・行動」領域において,芸術を担当し「手しごと(ものづくり)」をテーマとして,芸術的な視点からものづくりを実践的に学生自身の体を通して理解させている。学生に無心で,「ものづくり」と向き合わせることを通して,机上の理論では,けっして得られない体験を通した学習を中心に,卓越した職人技から生み出される作品の「美しさ」や「善さ」を見い出す「目」を与えている齋藤氏は,本賞を授賞するに値する人物と判断する。 高等教育研究企画センター 杉原 真晃 講師 杉原氏は,平成19年度の前期に履修生140名の講義,後期に履修生30名の教養セミナーを自主的に開講し,いずれの授業も学生から高い評価を得ている。特筆すべきは,140名の履修生に毎回ワークシートを書かせ,その全てにコメントを添えて返すというきめの細かい指導を行っている点にある。平成20年度には,初年次教育の授業を開設し,本学の教養教育の発展に寄与している。このような点において本賞にふさわしい人物である。
《公開授業》
《懇談会》
《公開授業》
《懇談会》
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