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山形大学特別イベント「文学と歴史の舞台 江戸・東京を歩く」を開催(3/3)

掲載日:2017.03.08

 3月3日、東京国立博物館と上野界隈を会場に、山形大学特別イベント「文学と歴史の舞台 江戸・東京を歩く」を開催しました。

 本イベントは、山形大学地域教育文化学部の前身、山形師範学校の卒業生である藤沢周平氏や山形県川西町出身の井上ひさし氏などの時代小説・歴史小説の主要な舞台となった江戸の面影残る東京で、町歩きと落語口演・対談を実施したものです。今年度で6回目となるイベントには80名の皆さまに参加いただきました。

 第一部は、ナビゲーターを務めた本学の山本陽史教授の解説を聞きながら、上野エリアを散策。出羽三山が属した寛永寺や明治に芭蕉の後を慕って山形を旅した正岡子規の旧居子規庵のある根岸、広大な霊園のある谷中を歩き、約3キロのコースを巡りながら、多くの文学作品に取り上げられた江戸と明治期東京の名残を探訪しました。

 第二部では、落語家の桂伸治師匠をお迎えし、東京国立博物館で落語口演を実施。「初天神」と「片棒」の二席が披露され、テンポ良く繰り広げられる師匠の話術に、会場は終始大きな笑いに包まれました。その後、山本教授との対談では落語などの技芸が行われる「寄席」の仕組みと背景をテーマにトークが展開され、普段は知ることのない世界に触れる貴重な時間となりました。

町歩き中の様子の画像
町歩き中の様子

天気にも恵まれましたの画像
天気にも恵まれました

両大師を見学の画像
両大師を見学

旧吉田酒屋を見学の画像
旧吉田酒屋を見学

桂伸治師匠による口演の画像
桂伸治師匠による口演

寄席の仕組みについて語る対談中の画像
寄席の仕組みについて語る対談中

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