医学部

世界の医学・医療をリードする
人材が、ここから生まれる

 医学部には医学科と看護学科があり、世界最先端の研究・診療・教育を行いつつ地域医療の中核として機能しています。
 医学科は1973年に設立されて以来、先端的な医学研究を反映させたカリキュラムのもと、最新の医学知識を身につけた優秀な医師を育成しています。看護学科は、1993年に東北・北海道初の国立4年制大学として設立され、時代の要請に柔軟に対応できる知識・技術と豊かな人間性を備えた看護職者を養成しています。両学科の卒業生は、地域医療の第一線や、国内外の様々な医療・研究機関で広く活躍しています。

医学科

世界にはばたく医療人をめざして。

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「人間性豊かな、考える医師の養成」を精神に、優れた医師育成のため、効率的で実践的な教育が行われます。1年次~2年次には「人間性豊かな医療人」となる素養や、医学全体の基礎的事項などを修得します。3年次には臨床系・基礎系の統合型講義による臓器別学習を行います。4年次以降には、診療チームの一員(スチューデント・ドクター)として医療の現場を主体的に体験しつつ、 臨床医学の実際に触れ、実力と見識を備えた医療人として活躍する礎をつくっていきます。

学べる分野・主な授業科目

【基礎講座】
解剖学第一/解剖学第二/生理学/薬理学/感染症学/腫瘍分子医科学/免疫学/法医学/生化学・分子生物学/公衆衛生学・衛生学/遺伝子実験センター
【臨床講座】
内科学第一・第二・第三各分野/精神医学/小児科学/外科学第一・第二各分野/脳神経外科学/整形外科学/皮膚科学/腎泌尿器外科学/眼科学/耳鼻咽喉・頭頸部外科学/放射線医学(放射線診断学・腫瘍学)/産科婦人科学/麻酔科学/歯科口腔・形成外科学/救急医学/病理診断学

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医学科の特色
医学部附属病院での研修を通し、一貫した医学教育を提供。

山形大学医学部附属病院は、医学生の卒前教育から卒業後の初期臨床研修、専門医資格を取得する専門医研修、総合医学教育センターによる生涯教育プログラムなどを通して、優れた医師を育成し、生涯にわたり支援しています。

スチューデント・ドクター(Student Doctor)として
山形県広域連携臨床実習へ。

医学生が医行為を実施するにあたり、「スチューデントドクター(Student Doctor)」と称して、医師を目指す医学生としての自覚、心構え、医療に携わる人間としての責任感や使命感を再認識させることと併せて、社会及び患者さんに対し、たとえ医学生であっても、それがスチューデントドクター(Student Doctor)であれば、一定レベルの知識と技量を有している事を示すことで、その者の医行為を大学(病院)が保証することを目的に実施するものです。

世界最高水準の医療シミュレーター教育を提供する
メディカルスキルアップラボラトリー。

メディカルスキルアップラボラトリーとは、医療用シミュレーターによる疑似臨床実習を行う施設です。実際の患者さんに接する前に診療技術を向上させ、臨床実習での安全確保と社会の皆さん(患者さん)の実習への理解を得ることに役立っています。

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とじる

医学科動画

カリキュラム説明動画

卒業生インタビュー

在学生インタビュー

在学生インタビュー

模擬講義「脳の神秘を探る~脳神経内科とは~」

太田 康之 教授

模擬講義「難治癌に挑む:膵臓外科治療のパラダイムシフト」

元井 冬彦 教授

模擬講義「がんで命が失われるのはなぜか ーがん転移のメカニズムー」

二口 充 教授

模擬講義「心臓血管外科の最前線」

内田 徹郎 教授

看護学科

人間愛に根ざした看護をめざして。

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1993年に東北、北海道地区で最初に作られた国立4年制の看護大学です。2007年には国立大学法人として全国6番目となる看護学の博士後期課程がスタートしています。教育・研究・実践の豊かな実績を有する教員組織と医学部附属病院を中心とする充実した実習環境のもと、地域の医療・保健・福祉に貢献できる理論的にも実践的にも質の高い看護職者や、教育・研究の分野においても指導的な立場に立てる人材を育成していきます。

学べる分野・主な授業科目

基礎看護学/看護管理学/基礎生命科学/成人看護学/高齢者看護学/小児看護学/母性看護学/助産学/精神看護学/公衆衛生看護学/在宅看護学

各講座・教員の紹介はこちら

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専門性の高い3つの大講座
基礎看護学講座

【基礎看護学】
看護実践の基礎となる人体の構造や機能、薬や疾患の理解を深め、看護の基本である看護の概念と、看護援助技術の本質や原則を学びます。
【看護管理学】
組織全体で質の高い看護を提供するために必要な看護管理の基本的概念と看護の役割について学びます。
【基礎生命科学】
健康問題を抱えている人に最も適した看護支援をするために、まず必要となるのはヒトの生命活動に関する基礎知識です。
栄養学や病理学と連動させながら、人体の構造と生理機能、感染症や薬理作用の機序について学びます。

臨床看護学講座

【成人看護学】
成人期にある人々の健康と疾病、健康問題に直面した人々への看護援助について学びます。
【高齢者看護学】
加齢による身体的・心理的・社会的変化や疾病への影響を理解し、高齢期にある人々の看護について学びます。
【小児看護学】
子どもの身体的・心理的・社会的発達を理解し、その看護援助について学びます。
【母性看護学】
女性の各ライフステージにおける健康の諸問題、産婦人科の看護について学びます。
【精神看護学】
精神看護及び精神保健の概念、こころの仕組みと発達、疾病を抱える人への看護援助について学びます。

地域看護学講座

【公衆衛生看護学】
地域住民を対象として市町村や保健所などの保健師が行う地域における保健活動、働く人々が対象の産業保健、そして学校保健など、様々な拠点における看護を講義や実習を通して学習します。
【在宅看護学】
地域住民や自宅で療養する人とその家族を対象として、病院の退院支援や訪問看護、地域包括支援センター等における看護職の役割と社会資源の活用方法について、講義・演習・実習を通して学習します。

2つのコース

山形大学医学部看護学科には看護師コースの他、保健師と助産師の2つのコースがあります。いずれのコースも、保健・医療・福祉に関わる人々と協働して、根拠に基づいて安全な看護を提供できる人材育成のためのカリキュラムを編成しています。

保健師

保健師コースの基盤となる公衆衛生看護学は、保健所、市町村、学校、企業を活動の場とします。乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層を対象に、疾病や障害がある人だけでなく健康な人も含めた地域で生活する人々の健康とQuality of Lifeの向上を支援する看護を学びます。

助産師

助産師コースは、ハイリスク妊産婦・新生児医療に対応できる助産診断と実践能力の育成を目標にしています。学内でのシミュレーション教育が充実しており、超音波診断法や縫合術など、高度な助産診断や緊急事態への対応を学ぶことができます。

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看護学科動画

看護学科長からのメッセージ

看護学科の教育について

看護学科 入学試験の現状

模擬講義「病気や障がいがあっても,❝その人にとっての普通の暮らし❞を支える在宅介護」

模擬講義「子どもの権利を守る看護とは」

【配信録画】看護学科説明会

【配信録画】看護学科模擬講義

山形大学の雰囲気を体験しよう!

詳しくは医学部サイトヘ