掲載日：2016.09.06

　山形大学小白川キャンパスには「やまがた天文台」があります。この天文台は、山形大学理学部とNPO法人「小さな天文学者の会」が共同で運営しているもので、市民に「宇宙を見て、感じて、楽しむ」環境を日常的に提供することを目的に、2003年から一般公開されています。設立に関わった柴田晋平教授（理学部担当）は、科学というと、産業技術にばかり目がいきがちだが、「音楽や文学を楽しむように、科学に親しむことも生きるために必要。多くの人に触れて欲しい。」と話します。

　「やまがた天文台」は、毎週土曜日の夜に一般公開。理学部棟の屋上にあるドーム式の観察棟で、望遠鏡で星空の観察を行っています。雨天時でも、「星のソムリエ」(認定資格)が宇宙についてのスライドを用いて説明をしたり、工作教室を実施したりと天候を気にすることなく楽しめるように工夫が凝らされています。さらに、毎月最終土曜日の一般公開では、「4次元宇宙シアター」として、立体映像で宇宙にまつわるストーリーの上映会を行っています。

　年齢に関係なく、どなたでも楽しめる天文台です。星々に癒されたい時、宇宙についての知識に触れたい時には、お気軽にお越し下さい。

※本記事の作成は、インターンシップ実習生梅本が担当しました。

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