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社会共創シンポジウムを開催します ~テーマ『農村地域のレジリエンス力強化戦略:カーボンニュートラルと地域防災』~

掲載日:2023.11.02

本件のポイント

  • 連携協定を締結している飯豊町と本学は、昨年の豪雨災害の調査・報告書の作成及びカーボンニュートラル社会の見える化を図る「飯豊モデル」構築。
  • 山形県と本学は、昨年12月に締結した協定に基づき、カーボンニュートラルに関する普及啓発等において連携して取組みを進めていくこととしている。
  • 11月22日に本学の将来ビジョン「つなぐちから。山形大学」に基づき、上記の活動についてシンポジウムを開催し、「飯豊モデル」を「やまがたモデル」に展開すべく、広く県内に周知する。

概要

 山形大学は、2022年4月に将来ビジョン「つなぐちから。山形大学」を公表し、「多様な人々が出会い活躍する「コモンズ」として、地域から愛され、地域と共に発展する大学」になると宣言しました。
 本シンポジウムは、この宣言の具現化を図るために飯豊町で実施している地域防災とカーボンニュートラルの活動を、昨年構築した「やまがた社会共創プラットフォーム」を活用し、県内自治体をはじめとする地域の皆様に広く紹介し、人口減少が続く農村地域のレジリエンス強化戦略を考える機会とすべく、山形県と飯豊町の協力を得て開催するものです。

 詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

背景

 近年多発している豪雨災害は、温室効果を持つ二酸化炭素排出量の増加が原因の一端を担っていると言われており、昨年大きな被害を受けた飯豊町について、本学の災害環境科学研究センターが現地調査を行い変状や被害状況を報告しています。飯豊町とは、平成28年1月に連携・協力に関する包括協定を締結し、令和4年12月には、同町の地域おこし協力隊2名を「YU-SDGs連携研究員」に委嘱の上、本学教員と共にカーボンニュートラルを実現する「飯豊モデル」構築のための調査・研究を実施し、令和5年8月に成果を公開しました。
 また、山形県とも、令和4年12月に「カーボンニュートラル実現に向けた取組みに関する連携協定」を締結しており、カーボンニュートラル社会の実現に貢献する人材の育成や普及啓発等に関して連携して取組みを進めていくこととしております。
 本シンポジウムは、カーボンニュートラルの取り組みを実施していた飯豊町が豪雨災害による被害を受けたことから、異常気象による災害と一因である二酸化炭素の排出をゼロにするカーボンニュートラルの取り組み「飯豊モデル」を結びつけ、昨年構築した「やまがた社会共創プラットフォーム」を活用して広く県内に周知して、「飯豊モデル」を「やまがたモデル」として県内展開を図る一助とするものです。

開催日時

日時:2023年11月22日(水曜日) 13:00-16:00
会場:ホテルメトロポリタン山形
対象:自治体職員を中心とする一般の方
詳細:YU-SDGs EmpowerStation またはチラシをご確認ください。

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