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小白川キャンパスで「炊き出し訓練」開催 ー留学生や近隣の皆様と一緒に活動しながら地域防災について考えますー

掲載日:2023.11.02

本件のポイント

  • 山形大学国際化推進事業支援プログラムの活動助成を受け、小白川キャンパスを会場に炊き出し訓練を開催する。
  • 英語、中国語、韓国語のレシピを用意し、調理を一緒にしながら交流する。さらに留学生向けに防災リーフレットを作成し配布する。

概要

 地域教育文化学部3年次選択必修科目「フィールドプロジェクトE5まちづくりと防災」では、山形大学国際化推進事業支援プログラムの活動助成を受けて、以下のように炊き出し活動を行います。
目的
(1)当該科目の受講者が、本学小白川キャンパス近隣の住民との交流を通して、地域防災を意識したまちづくりの意義を理解する。
(2)受講生に加えて、本学で学ぶ短期・長期の外国人留学生も、芋煮汁の炊き出し調理・試食を地域住民と交流しながら行うことで、留学生に日本における災害と災害時の生活の一端を見てもらい、防災意識を高めてもらう。
(3)本学小白川キャンパス内避難所開設を想定した炊き出し訓練を行うことで、本学の学生において被災時の学生ボランティア活動への理解を促進するとともに地域住民にも町内会自治管理の重要性を意識してもらう。

 日時  11月29日(水)13:00―17:00

      13:00 受講学生及び希望者(留学生・地域住民)が集合し、炊き出し用にテント等を設営し、
            炊き出し用カマドで芋煮汁を調理する。 
                 14:30頃 炊き出し試食開始予定

場所  本学小白川キャンパス地域教育文化学部1号館前
本企画への参加者想定  受講学生、本学留学生、地域住民、大学教職員など

 詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

背景

 昨年度から山形大学国際化推進事業支援プログラムの活動助成を受けて、事業を開始した。初年度の2022年度はコアメンバー(学部授業担当者、学生支援課留学支援担当、小白川町二区南自治会、日本語教育担当教員)の関係構築とキックオフ的活動(平日の昼休みに開催する防災ランチ)を実施した。本年度は2年目にあたり、地域教育文化学部の正課授業(フィールドプロジェクト)に組み込み、本格的な活動を実施している。
 小白川キャンパスに学ぶ学生(日本人・留学生ともに)と地域住民が、1)小白川地区および日本文化をお互いに紹介・交流する活動を通じて、2)地域環境(山形五堰・笹堰など)の歴史の理解および保全を図る。3)留学生も含めた災害時における避難行動様式を確認・検証する、ことを目指して活動している。

今後の展望

 地域教育文化学部3年次選択必修科目「フィールドプロジェクトE5まちづくりと防災」の活動として、来年度以降も継続的に実施します。また、留学生や地域住民との日頃からの協力関係を築いて、地域防災に貢献できるよう、さらに多様な活動へと発展させます。

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