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山形の「記憶」を一堂に公開する「山形アーカイブ」を更新! ~「まちの記憶を残し隊」や自治体・企業などのデータ約1400点を追加~

掲載日:2023.11.02

本件のポイント

  • 山形大学附属博物館が令和4年(2022年)に立ち上げたプロジェクト「地域の記憶「共創」アーカイブ〜まちと人の未来のために〜」の成果として、令和5年(2023年)4月に山形の「記憶」を一堂に公開するデジタルアーカイブ「山形アーカイブ」を公開しました。今回「山形アーカイブ」にデータ約1400点を追加しました。
  • 山形県内の資料保存機関が所蔵する資料に加え、山形大学の学生サークル「まちの記憶を残し隊」が収集したデータ、さらには自治体・企業から提供いただいたデータを横断的に閲覧できるデジタルアーカイブとしては、全国初の試みとなります。
  • 今後も、「山形アーカイブ」をさらに充実させ、歴史教育・生涯学習・まちづくり・観光・文化財保護・防災など、さまざまな地域の課題の解決に役立てていただくことができるものへと成長させてゆきます。

概要

 山形大学附属博物館は、令和4年(2022年)、山形大学基金の「やまがた未来へつなぐプロジェクト」として、⼭形市中⼼市街地の江⼾時代から現代までの変化を、現在の街並みの写真やオーラル・ヒストリー(⼈々の証⾔)、博物館が収集してきた資料などをデジタル化してインターネット上で共有し、山形大学の学生が地域に愛着を持つきっかけとなることや、まちづくりに取り組む⽅々に役⽴てていただくことなどを⽬的として、「地域の記憶「共創」アーカイブ〜まちと人の未来のために〜」を立ち上げ、その成果として令和5年(2023年)4月に山形市内の資料保存機関が所蔵する山形地域の資料を一堂に閲覧できるデジタルアーカイブ「山形アーカイブ」を作成・公開しました。今回はおよそ半年間に公開の準備を完了したデータ約1400点を追加しました。
 今回「山形アーカイブ」に新たに追加されたのは、山形大学の学生サークル「まちの記憶を残し隊」が毎月撮影を行ってきた七日町大通りの写真1250点と山形市内を流れる「山形五堰」の写真140点のほか、山形大学附属博物館が所蔵・収集した地図16点・絵画5点・その他2点、山形市農村整備課から提供いただいた江戸時代の「山形五堰」の地図1点、日本官帽制帽株式会社から提供いただいた、かつて七日町に存在していた帽子店「ボーシ奥山」にかかわる写真11点です。
 今後も、「まちの記憶を残し隊」の収集した街並みの写真や人々のインタビュー、自治体・企業・個人から提供いただいたデータを順次加えていく予定です。また、「山形アーカイブ」に登載した地図アプリも地図を充実させるとともに、地図上で過去の風景・建物などを確認できるようなものへとアップデートしていきます。「山形アーカイブ」のさらなる充実と関係機関との連携の強化、活用策の開発を進めることで、歴史教育・生涯学習・まちづくり・観光・文化財保護・防災など、さまざまな地域の課題に対応可能なデジタルアーカイブの構築を目指します。

 詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

山形アーカイブ

■   URL : https://cherry.yum-archives.net/yamagata-archive/
■   地図アプリ : https://cherry.yum-archives.net/maplat/

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