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「山形五堰」が世界かんがい施設遺産に登録! ~学生サークル「まちの記憶を残し隊」が山形市の清掃・PR活動を支援~

掲載日:2023.12.07

「山形五堰」のゆるキャラの画像
「山形五堰」のゆるキャラ

本件のポイント

  • 令和5年(2023年)3月1日に山形大学の学生有志が、未来に残すべきかけがえのない地域の「記憶」を残すべく、サークル(登録団体)として「山形大学まちの記憶を残し隊」を結成しました。私たちは、馬見ヶ崎川・五堰水利調整協議会(事務局:山形市農村整備課)が今年度開始した「山形五堰環境保全モデル事業」の第一号として、「山形五堰」のうち大学の周りを流れる「笹堰」の清掃・維持管理を行っています。
  • 「山形五堰」が世界かんがい施設遺産に登録されたことをきっかけに、山形市農村整備課からの依頼を受けて、「まちの記憶を残し隊」が「山形五堰」の横断幕のデザインを担当することになりました。
  • 横断幕には、「つなぐちから。」社会共創活動推進プロジェクトにより作成された「山形五堰」まちあるきマップのQRコードが盛り込まれています。

概要

 令和5年(2023年)3月1日に山形大学の学生有志が、未来に残すべきかけがえのない地域の「記憶」を残すべく、サークル(登録団体)として「山形大学まちの記憶を残し隊」を結成し、中心市街地の街並みの撮影やまちの人びとへのインタビューを日々行っています。また、馬見ヶ崎川・五堰水利調整協議会(事務局:山形市農村整備課)による「山形五堰環境保全モデル事業」の一環で、「山形五堰」の一つで山形大学小白川キャンパスの周囲を流れる笹堰の清掃活動を行っています。このような縁から、このたび、「山形五堰」が世界かんがい施設遺産に登録されたことを受けて、「まちの記憶を残し隊」が山形市農村整備課の依頼で「山形五堰」を紹介する横断幕のデザインを担当することになりました。

「山形五堰」の横断幕のデザインは、「まちの記憶を残し隊」に所属する、人文社会科学部2年の鈴木淳太、地域教育文化学部1年・芳賀日和の2名が担当しました。横断幕には、山形大学「つなぐちから。」社会共創活動推進プロジェクトの成果である、過去と現在の地図を比較しながら「山形五堰」のスポットを巡ることができる「山形五堰」まちあるきマップのQRコードを搭載しています。
「山形五堰」横断幕は、山形市内を流れる5つの堰に配置されることになっています。また、今後作成予定のポスターには、山形大学地域共創STEAM教育推進センター(YU★STEAM)が8月19日に実施したイベント「「山形五堰」のゆるキャラを作ろう!」にて小学生の沼澤佳歩さんと芳賀が作成したゆるキャラが登場する予定です。横断幕やポスターは、「山形五堰」は来年(2024年)で誕生から400年という節目を迎えることから、「山形五堰」のPRに活用されることが期待されます。

 詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

用語解説

1.山形五堰(やまがたごせき): 山形市内を流れる笹堰(ささぜき)・御殿堰(ごてんぜき)・八ヶ郷堰(はっかごうぜき)・宮町堰(みやまちぜき)・双月堰(そうつきぜき)の五つの堰(農業用水路)の総称で、江戸時代の1624年(寛永元)に、山形藩主・鳥居忠政(とりいただまさ)が整備したとされています。

「山形五堰」横断幕デザイン

笹堰

御殿堰

八ヶ郷堰

宮町堰

双月堰

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