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山形大学アントレプレナーシップ教育研究センター ウズベキスタンからの社会人研修生受け入れ ~中小企業の経営改善・事業創出を支援する人材の育成~

掲載日:2023.12.07

本件のポイント

  • アントレプレナーシップ教育研究センターは、ウズベキスタン政府からの依頼を受け、12月20日から25日の期間で、ウズベキスタンからの社会人研修生24名を受け入れます。
  • 同国の課題である雇用機会創出に必要な中小企業の経営改善および事業創出を支援する人材の育成のため、Agency for Working Mahallabay and the Development of Entrepreneurship(中小企業支援機関)所属の企業支援メンター等へのアントレプレナーシップ教育を実施します。
  • 来年1月にアントレプレナーシップ教育研究センターの小野寺教授がウズベキスタンを訪問し、今後の継続的な教育機会提供および将来的なセンターの設置等に関する合意に向けて調整を行う予定です。

概要

 山形大学アントレプレナーシップ教育研究センター(以下、「当センター」という)は、ウズベキスタン(以下、「同国」という)より、12月20日から同25日の期間、同国の課題である雇用機会創出に必要な中小企業の経営改善および事業創出を支援する人材の育成に向け、Agency for Working Mahallabay and the Development of Entrepreneurship(以下、「同国中小企業支援機関」)所属の企業支援メンター 24名を研修生として受け入れ、アントレプレナーシップ教育を実施する。

(背景・目的)
 ウズベキスタンは、人口が3,600万人で毎年100万人ほど増え、80万人の若者が労働市場へ流入している。一方で、雇用機会が労働人口増に追い付かず、高い失業率(10%程度)が国が取り組む優先課題となっている。この課題に対処するために、既存産業の収益力を高めることや起業を通じて雇用機会創出に努めており、この取り組みによる効果を高めるために、教育を通じて質の高い経営者を輩出することを目標としている。
 この状況の中、同国労働省傘下の同国中小企業支援機関並びにビジネス開発銀行から、経営者並びに起業家育成について相談を受け、当センターで実績のあるアントレプレナー育成とリーンマネジメント手法が活用できることから同国からの研修生を受け入れる。

(研修の主な内容)
・アントレプレナーシップに関する講義
・リーンマネジメントの基礎に関する講義
・県内企業訪問および県内企業経営者との交流
・県内企業での経営改善指導事例の紹介

(今後の予定)
 来年1月に当センターの小野寺センター長がウズベキスタンを訪問し、今後の継続的な教育機会提供および将来的なセンターの設置等に関する合意に向けて調整を行う。

 詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

連携機関の概要

〇Agency for Working Mahallabay and the Development of Entrepreneurship
 代表者 | Norboev Bakhtiyor Turaevich, Head of the Department for International Cooperation 
 所在地 | Gulsara Street 24, Tashkent, Uzbekistan
 事業内容 | ウズベキスタンにおける中小企業支援

〇山形大学アントレプレナーシップ教育研究センター
 センター長 | 小野寺 忠司(教授)
 設立年月日 | 令和(2022)4年4月 (令和5年4月から現センター名に変更)
 所在地 | 山形市小白川町一丁目4番12号(小白川キャンパス人文社会科学部3号館8階)
 事業内容 | アントレプレナーシップ教育(大学生、社会人、企業人、団体、中高生)
       企業向けリーダーシップ教育、新事業創出教育
       アントレプレナーシップに関する社会・地域との連携

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