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「創造都市・山形展」「日本万華鏡2024」をボローニャ大学附属博物館で開催しました!

掲載日:2024.04.04

江戸時代の山形は紅花産業が盛んだったことを紹介の画像
江戸時代の山形は紅花産業が盛んだったことを紹介

ポッジ宮殿ウリッセの間で着物について講演の画像
ポッジ宮殿ウリッセの間で着物について講演

本件のポイント

  • 山形大学附属博物館は、2019年にボローニャ大学附属博物館と交流協定を締結した。
  • コロナ禍で往来が出来なかった期間もオンラインイベントで交流を継続し、2024年に5周年を迎えた。これを記念してボローニャ大学附属博物館の本部があるポッジ宮殿の第4教室で「創造都市・山形展」(期間:2024年3月2日~4月1日)を開催した。
  • 「日本万華鏡」は、ボローニャ大学附属博物館(Sistema Museale di Ateneo)、東洋美術研究所(Centro Studi d'Arte Estremo-Orientale)、山形の市民団体「チェントロ・ポルティコ研究会」が協働して実施する、ボローニャ市民向けの日本文化体験イベントの総称。2019年から実施し、今回6回目を迎えた。

創造都市・山形展

 会期:2024年3月2日(土)~4月1日(月)
 会場:ボローニャ大学附属博物館(ポッジ宮殿)第4教室

 ボローニャと山形市の共通点である文化を活かしたまちづくりについてとりあげた。最上義光による城下町の整備、出羽三山参詣と紅花産業がもたらした賑わい、松尾芭蕉の山寺来訪などである。2018年にユネスコの文化創造都市に映画部門で加盟をはたした山形市の今も写真・動画等で展示した。加えて山形大学附属博物館と結髪土偶も紹介した。展示制作にあたっては、関係機関の協力を得た。

 詳しくはこちら(リリースペーパー)をご覧ください。

列品作業の画像
列品作業

展示室全体(ボローニャ大学図書館の一室でもあるため両側に書棚がある)の画像
展示室全体(ボローニャ大学図書館の一室でもあるため両側に書棚がある)

タッチパネル(浮世絵の細部を拡大など)の画像
タッチパネル(浮世絵の細部を拡大など)

動画の画像
動画

日本万華鏡2024

◆ギャラリートーク「着物の文様にみる幸せへの願い2」
 話者:佐藤琴
 日時:2024年3月2日(土)16:00~17:00
 参加者:70人

◆ギャラリートーク「紅花産業と水運がもたらした山形の文化的繁栄」
 話者:山本陽史
 日時:2024年3月7日(木)17:00~18:00
 参加者:30人

◆着物体験
 日時:2024年3月8日(金)17:00~18:00
 参加者:60人(事前申込)

◆お茶会体験
 日時:2024年3月10日(日)16:30~17:30
 参加者:60人(事前申込)

◆子ども向けワークショップ
 ●姉様人形をつくろう
  日時:2024年3月9日(土)10:30
  参加者:8人(事前申込)
 ●俳句を詠んでみよう
  講師:武田菜美(俳句講師・チェントロ・ポルティコ研究会)
  日時:2024年3月9日(土)15:30
  参加者:5人(事前申込)

全体を通して

 記者会見でのロベルト・バルツィアーニ館長の挨拶にもあったが、単なる展示や紹介にとどまらず、人と人の交流と日本文化体験ができる希有なイベントとして評価されている。このほか、ボローニャ大学附属博物館職員に資料(屏風・掛軸、和本)の取扱いを教えるセミナーを実施し、お互いの博物館活動にも良い刺激を与え合うことができた。

職員向けセミナー「和本の取扱い」の画像
職員向けセミナー「和本の取扱い」

助成および協力機関

助成:公益財団法人カメイ社会教育振興財団(仙台市)

協力:山形まちづくり株式会社・山形伝統芸能振興株式会社(やまがた紅の会)・やまぎん県民ホール

山寺芭蕉記念館・最上義光歴史館・奥の細道マイスターの会・チェントロ・ポルティコ研究会

有限会社ホワイトラビット・合同会社AMANE・山形市・山形大学地域共創STEAM教育推進センター

山形大学学生サークル「まちの記憶を残し隊」

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