今年度2回目となる「みんなで楽しむスライム実験」を開催しました。今回のスライム実験では、同じスライムとはいえ、手触りが全く違う2種類を体験。やわらかくどこまでものびるスライムに対し、ふわふわと弾力があり割ることができるスライムで、違いを体感しながら遊びました。「僕はのびるスライムが好き」「私はふわふわのほうがおもしろい」など好みも人それぞれで、その会話もまた楽しいようでした。
　
　２Fのフリースペースでは学生スタッフが吸水性ポリマーの特性を活かした芳香剤づくりを実施しました。カップ内の吸水性ポリマーに水分を加えて優しくクルクルと回し、球体の芳香剤を作りますが、子どもたちにはこの微妙な力加減がまた難しい！球体が壊れてしまい、そこから再度球体にしていくことは難しいと知ったこともまた学びの一つ。うまくいった人も、いかなかった人も、そうなった原因が「なんでかな？」と考える機会になれば、それこそが実験教室の大きな意味だと思っています。

　うまくいかなかったものは失敗なのかな？何か他に利用できるんじゃないかな？ゴールが決まらなかったほうがより多く考えるきっかけになるかもしれません。楽しく安全に実験して、結果があって、考察する。小さな研究者が誕生する機会になれば嬉しいですね。

　　　　☆4F 発明工房☆
　　　　 　

　　　　☆2F フリースペース☆