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 全国大学弓道選抜大会に挑戦して

        山形大学弓道部統合主将
        工学部 バイオ化学工学科 3年
                 松尾 陸 さん (長野県飯田市出身)


第30回全国大学弓道選抜大会の様子(明治神宮弓道場)

 山形大学弓道部男子は、去る6月23日(土)、24日(日)に東京の明治神宮で行われた全国大学選抜大会に出場しました。この大会は、東北の秋季リーグにおいてリーグにかかわらず参加した18大学のうち、的中率の上位2校が出場できます。山形大学は二部リーグではありますが的中率が一番だったため、全国大会への出場が決定しました。
 予選は5人チームで各4射引き、計20射における合計的中で決勝トーナメント(上位16校)に進出できるかが決まる仕組みです。今回は15本の的中が予選突破のボーダーラインでした。
 残念ながら、結果は13中で予選敗退でした。4月と5月の東北の大会では男子はそれぞれ団体優勝をしていただけに、思いもよらない結果となりとても悔しい思いでした。
 しかし、今シーズンの公式戦で初めての敗退を喫したことで、見えていなかった多くの課題を発見することができました。まずは、まだまだ本番に弱いということです。やはり、試合のレベルが高くなるにつれて、ここで結果を出さなければならないといった緊張感が強くなります。したがって、過度な緊張にのまれてパフォーマンスが低下してしまいました。続いて、練習の時から最低的中を抑えられていないことを甘くみていたことです。練習では九割以上の的中は多く出ていましたが、この13中という結果も何回か出していました。つまり、確率として今回の結果はあり得てしまうものであったということです。
 これらの課題を踏まえて、この8月に名古屋で行われる全日本学生弓道大会に向けて、相手や結果にとらわれず、自分との戦いに集中できるようにします。そして、練習から安定したパフォーマンスを発揮することで安定した的中を出していきたいと思います。また、山形大学弓道部の目標である“全国三本指”を目指し、全国でもあっと言わせられるように仕上げていきます。
 最後に、今回の全国大会出場に際し応援してくださった山形大学弓道部OB、OGの皆様をはじめ、山形大学の職員の皆様、米沢工業会、工学部後援会、そして山形大学校友会の皆様、誠にありがとうございました。特にOBの皆様からは過分な支援金を頂戴したり、東京での練習用の道場を用意していただいたり、会場まで応援にも駆けつけてくださったりと多大なるご支援をいただきました。結果が振るわず心苦しい思いもありますが、皆様の温かいお力添えにより、当日は試合にだけ集中することができました。
 今後はより一層練習に励んでいく所存でありますので、これからも応援をよろしくお願いいたします。

                                    

練習風景(赤羽体育館弓道場)

 関連リンク
 ■第66回全日本学生弓道選手権大会(8月13~15日名古屋開催)要項は こちら から。
 ■弓道部の学生紹介動画(工学部4年 佐藤健伍さん)は こちら から。
 ■「第30回全国大学弓道選抜大会」出場関連記事は こちら から。