山形大学は1949年の創設以来、さまざまな改革によって時代の波を乗り越え、教育・研究・地域貢献で多くの成果をあげ、多くの有為な人材を世に送り出してきました。これからも、社会変革を先導する大学として発展するために、2021年度を、「社会に根を深く張り、成長の基を堅固にする、深根固柢の一年」と位置付けて、Annual Plan 2021に掲げる機能強化に取り組みます。

急速に発達する情報化社会と混迷が続くwith コロナの世界において、いま、国立大学は大きく変わろうとしています。大学に対する社会的期待はますます高まり、来年度から始まる第4期中期目標期間では、様々な社会課題を解決する「新たな知」の創出と、知識集約型社会を担う人材の育成が最大の使命として掲げられました。さらに、社会に存立基盤を置く国立大学法人として、多様なステークホルダーと積極的に関わりながら、自律的な経営体として発展し、機能を拡張していくことが求められています。

この変革期において、山形大学が社会に根を深く張り、成長の基を堅固にするためには、これまでの社会連携を一歩進めて、社会の様々な人々と協働する「共創」へと転換する必要があります。そのために、2021年度は、大学と社会の「知」、「人材」、「資金」を合わせて人材育成と新たな知の創造に取り組む「共創」の推進体制を構築します。「共創」の具体的目標を考えるうえで、山形大学が取り組むSDGs empowermentが大きな役割を果たすと考えています。さらに、成長の基となる大学機能を強化するために、中長期的な視点に立った教育改革と研究力強化を進めます。経営機能の強化では、DX等による業務改善とコンプライアンスの徹底を推進します。

私たちの願いは、山形大学が社会から、そして学生から深く愛される大学として一層成長することです。今後とも本学へのご支援を宜しくお願いいたします。