ナスカ基金について
山形大学ナスカ研究所長
森岡 卓司
山形大学は、「広く学内外からの寄附を募り、ナスカプロジェクトにおける教育研究支援、ナスカ研究所の施設設備等の環境改善の支援」のために「ナスカ基金」を設けております。
2012年10月30日にペルー共和国ナスカ市に山形大学人文学部附属ナスカ研究所(平成30年4月から山形大学ナスカ研究所)を開所して以来、ナスカ研究プロジェクトは一段と発展しています。そして、本プロジェクトが山形新聞社・山形放送の2013年8大事業に採択されたことにより、新聞報道やテレビ放送を通じて、またシンポジウム等を通じて、ナスカ地上絵研究の現在の姿は広く市民の皆様に知っていただいているところです。その結果、山形大学からの支援をいただくだけでなく、企業・市民の皆様から御寄付をいただく機会も増えてまいりました。これは、ナスカ研究プロジェクトの学術的・社会的価値を認めていただいたことの証であると、まことにありがたく存じております。
どうか世界遺産であるナスカ地上絵の価値をさらに多くの皆様に知っていただき、ナスカ研究をさらに発展させるため、御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。