NEWS / EVENT
2024.11.29
ニュース
イベント
やまがた社会共創プラットフォーム
令和6年11月28日(木)、マリカ東館(鶴岡市)において、【第2回】やまがた共創塾 経営者向けセミナーを開催し、当日42名の方に受講いただきました。
本セミナーは、今年度実施している文部科学省「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」の支援を受けて実施したもので、“オールやまがた”の「やまぷら」ネットワークを最大限に活用して、県内全域にリスキリングを含むリカレント教育の普及・啓発を図ることを目的に開催しています。
今回は県内4地区開催の3回目として、庄内会場での開催になりました。
はじめに、山形大学副学長 大森 桂 氏より山形大学で行なっているリスキリングの取り組み、昨年度より継続して実施しているリカレント教育事業についてお話しいただきました。
〇やまぷらスケールについて
https://recurrent-ea.kj.yamagata-u.ac.jp/news/403/
〇リカレント教育の推進指針について
https://recurrent-ea.kj.yamagata-u.ac.jp/news/405/
基調講演として、佐藤繊維株式会社 代表取締役社長 佐藤 正樹 氏にご登壇いただき、「佐藤繊維的「オタク」人材の育成について」と題して自社での体験を通した人材採用・育成の取り組み、時代に対応した福利厚生、社員のモチベーション向上、いかに付加価値を高めていくのかなど示唆に富んだお話しをいただきました。
続いて、山形県工業会 会長の 前田 直之 氏より、経済同友会を通じた地域における人材育成の取り組み、AI部等を通じた産学官連携の取り組みについてご紹介いただきました。
その後山形大学学士課程基盤教育院教授 松坂 暢浩 氏をモデレーターに、ご講演いただいた佐藤氏、前田氏、大森氏の4名でパネルディスカッションを行いました。会場参加者の疑問や質問を交えながら、「リスキリングにおける離職の懸念」「地域や人と接することによるエンゲージメントの向上」「外国人人材の育成と今後」「経営者のビジョンを伝える大切さ」など、企業における学び直しの課題・実例を踏まえた有意義なディスカッションを展開しました。
実施後のアンケートでは、「人や地域と交流することでのモチベーションアップなど参考になるお話だった」、「経験をもとにしたお話だったので、大変勉強になった」等の感想をいただきました。
最終回となる次回は12月2日(月)山形市の山形国際交流プラザを会場に開催します。
〇詳細はこちらから
https://recurrent-ea.kj.yamagata-u.ac.jp/course/2-1/