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2024.12.03
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やまがた社会共創プラットフォーム
令和6年12月2日(月)、山形国際交流プラザ(山形市)において、【第2回】やまがた共創塾 経営者向けセミナーを開催し、65名の方に受講いただきました。
本セミナーは、今年度実施している文部科学省「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」の支援を受けて実施したもので、“オールやまがた”の「やまぷら」ネットワークを最大限に活用して、県内全域にリスキリングを含むリカレント教育の普及・啓発を図ることを目的に開催しています。
今回は県内4地区開催の最終回として、村山会場での開催になりました。
はじめに、やまがた社会共創プラットフォーム協議会会長(山形大学長)の玉手英利 氏よりご挨拶を頂戴し、その後基調講演として、有限会社舟形マッシュルーム 代表取締役会長 長澤光芳 氏にご登壇いただきました。「事業戦略と人材育成の取り組み」と題して自社の経営理念・強みの紹介から始まり、経営者として試行錯誤した経験談、組織としての社員への向き合い方などたいへん参考になるお話しをいただきました。
挨拶する玉手 英利 会長
有限会社舟形マッシュルーム 代表取締役会長 長澤 光芳 氏
次に、山形大学副学長 大森 桂 氏より山形大学で行なっているリスキリングの取り組み、昨年度より継続して実施しているリカレント教育事業についてお話しいただきました。
〇やまぷらスケールについて
https://recurrent-ea.kj.yamagata-u.ac.jp/news/403/
〇リカレント教育の推進指針について
https://recurrent-ea.kj.yamagata-u.ac.jp/news/405/
その後、山形大学学士課程基盤教育院教授 松坂暢浩 氏をモデレーターに、山形商工会議所連合会 会頭 矢野秀弥 氏からもご登壇いただき、長澤氏、大森氏の4名でパネルディスカッションを行いました。会場参加者の疑問や質問を交えながら、「人材育成の地域ニーズ」「大学が提供する学びへのアクセスの課題」「世代が違う社員同士の向き合い方」「今後の人材育成への考えと実施している取り組み」など、企業における課題・実例を踏まえた有意義なディスカッションを展開しました。
パネルディスカッションの様子
実施後のアンケートでは、「企業トップの方の人材育成への取り組みやリカレント教育について気づきや学びがあった」、「今後階層ごとに備えるべきスキル・課題解決に対して、各機関が連携したプログラムが提供できれば良いと思う」等の感想をいただきました。
今回で全5回(オンライン併用1回、地区別対面4回)の経営者向けセミナーは無事終了いたしました。多くの皆様のご参加(延べ292名)いただき、充実した時間を共有できましたこと、心より感謝申し上げます。
やまがた社会共創プラットフォームでは、今後も”オールやまがた”でリスキリングを含む県内リカレント教育の普及・啓発を進めてまいります。引き続き、ご協力いただきますようお願い申し上げます。