地（知）の拠点大学による地方創生推進事業（COC+事業）のスタートによせて

• 山形大学長・事業推進代表者：
  小山 清人
  （こやま きよひと）

このたび、山形大学が中心となって申請しておりました、協働・循環型「やまがた創生」人材育成事業が、平成27年度地（知）の拠点大学による地方創生推進事業」（COC+事業）に採択されました。

この事業は、大学・自治体・企業・NPOなどが連携して山形に就職し地域の課題解決を担う地方創生に資する人材を育成し、産学官金連携による共同研究等を推進して新産業を創出する等により企業雇用の拡大を図り、山形の活性化を目指すものであります。

こうした中、先般、この事業の事業協働機関であります、山形県、山形市を初めとする県内14自治体、山形県商工会議所連合会等経済7団体並びに山形県立栄養大学等の5高等教育機関の代表者で構成する「やまがた創生戦略協議会」を開催しまして、地域に根差した教育改革を含めた総合的な地方創生戦略を積極的に展開することにいたしました。

山形大学は、これまでのCOC事業を加速度的に発展させた本事業の取組を通して、県内の各地域等との連携を更に深めて、若者の地域定着や新たな雇用の創出を紡ぎ・産み出すよう取り組んで参りますので、一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。