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山形大学
山形県の果樹栽培において、それぞれの地区の風土に合わせた栽培技術(農業文化)が培われ、その栽培技術の多様性が、山形の果樹栽培を支えている。今、地域の生産者の減少と高齢化、さらに農協を介した集団出荷から、個人出荷への変化が、昭和の集団出荷を基盤とする農業文化と比べ、生産者の孤立、孤独化を進める要因になっていると考えられる。しかし、地域社会及び出荷形態の変化に伴う孤立化を可視化/数値化する方法がなく、孤立/孤独の進行の対策への道筋が立たない。本活動では、コミュニティーレベルでの社会的孤立•孤独の可視化の方法を開発してきた。
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https://sdgs.yamagata-u.ac.jp/project/detail_251.html
山形大学学術研究院(理学部) 教授 奥野 貴士