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山形大学

民俗技術を未来へつなぐ。~米沢刺し子~

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 米沢の無形民俗技術「原方刺し子」は、現在、遠藤きよ子氏のみが伝承し伝承組織がない状況である。いっぽうで、「原方刺し子」は山形を代表する刺し子として有名で観光資源や、米沢藩を説明する際にも欠かせない要素になっている。

 原方刺し子は一定の身分のものしか伝承されてきていなかったが、広く技術伝承することを目的として「米沢刺し子」を提唱し、今回、伝承を継承する組織を、官、民、大学連携して立ち上げ継承する基盤を築く。

 団体組織の立ち上げと、刺し子に関する技術を民間で継承する任意団体を組織した。そのうえで、ワークショップを開催し、刺し子の技術と学術的な歴史背景を継承する場を整えた。

 令和7年4月1日に「米沢さしこの会」を発足する。身分や年齢、出生など関係なく、ひろく「原方刺し子」を刺してもらい、現代にあわせた作品や価値を創出するコミュニティーの立ち上げをおこなった。

〇担当教員

 阿部 宇洋(山形大学学士課程基盤教育院 主担当)


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