WORKS
山形大学
学生が、山形の果物の魅力を発見・創造し、その魅力を発信することを考えアウトプットする企画です。今回は山形の「ラ・フランス」に着目し、学生が活動しました。自然災害や人口減少などに起因する農業関連に関するリアルな課題を学生が理解するため、実際に農家を訪問し、現状を取材しました。また、山形県が強化している規格外品の六次産業化についても、加工企業への取材を通じて現状の課題を調査しました。さらに、山形県内の状況を把握するだけでなく、県外にも足を運び、ラ・フランスの認知度などを一般の方々へのアンケートを通じた市場調査を実施しました。山形の果樹栽培の現状を内・外側から理解を進めた上で、ラ・フランスを活用した新しいコンセプトの商品開発に取り組みました。完成した商品は、県内イベントで農家や加工企業の方々とともに店頭で紹介し、直接お客様に活動を通じて感じたことをお伝えしました。本取り組みをきっかけに、山形県産の果物の魅力・地域課題をさらに深掘りしていきます。それら知見をもとに、より魅力あふれる山形県産の商品開発へとつながればと思います。
そして何より、山形の果物のおいしさを学生自身が気づく、とても素晴らしい企画です。
〇担当教員