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山形大学
外来生物は世界各地で多くの生物の存在を脅かしているだけでなく、莫大な経済的損失をもたらしています。日本では外来生物の被害を防止する目的で、外来生物法が制定・施行されており、改正法で令和5年度から地方自治体が防除の主体となることが義務付けられました。しかし実際には、外来生物の被害状況を調査したり、駆除したりする人員が不足しています。
そこでこのプロジェクトでは、山形県と連携し、県内における外来生物の早期発見から防除への一連の流れを協働して行うことを目標としています。対象とする外来生物として、特別な防除技術が必要なく、目撃情報を再確認しやすい植物を対象とし、その中で特定外来生物に指定されている種を選定しました。県に寄せられた外来生物の分布情報を大学で確認し、防除が効果的に実施できると判断された場合は、県と大学が協働して防除活動を実施します。今年度も昨年度に引き続き、オオカワヂシャとオオキンケイギクの駆除活動を実施した他、アレチウリの分布情報を県と共有しました。
〇担当教員
〇関連情報
オオカワヂシャの駆除活動
(https://www.youtube.com/watch?v=z1e5AR2U2DU)