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みのりっこ学びのすがた
1年生
春の体験学習〜盃山・馬見ヶ崎川原探検〜

春の体験学習〜盃山・馬見ヶ崎川原探検〜01

 5月11日(金)、心地よい春の陽気に包まれながら、とちのき学年の子どもたち102名は、盃山・馬見ヶ崎川原探検に出かけました。学校外に出て、みんなで地域を歩くことは初めてでした。歩道を歩く時のマナーや横断歩道での安全な渡り方も学習しながらたのしく歩いて行きました。
 盃山の森の中を歩くと、やわらかな木漏れ日に包まれさわやかな風が吹いてきました。子ども達は、まわりの花や木々に目を向けたり、鳥の声に耳を澄ましたりしながら五感を働かせてたくさんの春を感じていました。笹の葉を使った笹笛などのおもちゃづくりに挑戦した子もいました。
 散策路は、丸太の階段で整備されているところから、岩がごつごつとむき出しになっているところ、昨年の秋に落ちた落ち葉がたくさん積もってガサガサと音をたのしめるところ、ロープにつかまらないと下りることができないところなど様々ありましたが、どの場所でも友達との会話をはずませながら歩いて行きました。
 山を下りたあとは、家族の愛情がつまったお弁当を食べました。大好物が入ったお弁当をもぐもぐおいしそうに食べていました。盃山・馬見ヶ崎川原を探検する体験学習は、これから季節毎に行い、一年間続けていく予定です。盃山・馬見ヶ崎川原が季節によって様子が変わっていくことを楽んでほしいと思います。

 散策路の入り口に、きれいな花が咲いているところがありました。子ども達は、自分が見付けた春をカードに書きためていきました。学校のみのり園のお花と同じものを見付けて喜んでいる子もいました。

 葉っぱや木の実を集めると、ならべたり重ねたりしながらたのしく遊んでいました。何でもおもちゃにして遊ぶことができる発想が豊かな子ども達でした。

 散策路の近くに笹がたくさん生えていたので笹笛の作り方を教えました。すると、あっという間に大流行。大きな音が鳴る笛を作った子の笛を見て、どんな笹がいいのかを考えながら選んでいました。「笹の先が震えてる!」と発見している子もいました。

 散策路の両脇は、木々が生い茂っていました。急な坂もゆっくり下りていきます。「どきどきして面白い!」と声をあげていました。

 坂の中にはロープをつかんで下りるところもあります。足元がすべらないように、一歩一歩慎重に下りていきます。

 芋煮広場に着いた子ども達は、家族の心がこもったお弁当を食べました。みんな「おいしい!」とにこにこ顔で食べていました。

 お弁当の後のお昼寝です。「あったかくて気持ちいい!」と、地面や芝生からも春を感じていました。

 午後の春探しタイムは、のんびりじっくり春探しをしました。
 はじめは笹笛を鳴らせなかった子も、「そいう短い葉っぱじゃなくて、このくらいの長さのがいいよ。」と、こつを友達に教える程になっていました。

 虫を見付ける子、草花の絵をていねいに描く子など、それぞれに盃山・馬見ヶ崎川原の春を満喫しました。