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書籍案内 授業の創造

授業の創造80号
授業の創造80号(2023年3月)
わたしたちは、子どもの姿を洞察したことから目指す子ども像(資質・能力系統表)を設定すること、それとは逆に「資質・能力系統表」で設定した目指す子ども像から実際の子どもの姿を洞察すること、これらを繰り返していくことが、子どもの育ちを支える上で欠かせないと考えています。なぜなら、目指す子どもの姿と実際の子どもの姿を繰り返し擦り合わせていくことで、子どもの思いや願いをていねいに洞察し、その後の子どもの成長の可能性を描くことができるようになるからです。子どもが問題解決を進める中で資質・能力を育んでいくために、子どもを洞察したことにもとづいた働きかけをしていきたいと考えています。そこで、本校で目指す子どもの姿の実現に向けて、次の3点を意識して取り組みを進めています。
  1. 子どもの姿を洞察したことから得られたことと目指す子ども像を繰り返し照らし合わせる
  2. 各教科等の見方・考え方を働かせて(鍛えて)問題解決を進めた先にあるものを考える
  3. 子どもも教師も夢中になることができる学びをつくる
子どもたちの姿から、どのように見方・考え方を働かせて問題解決を進めているのかについて見つめ直した一冊です。
価格:500円 + 送料

授業の創造79号
授業の創造79号(2022年3月)
わたしたちが望んでいるのは、子どもが自ら問題解決を進めていくことができるようになることです。子どもが事象と出合った時に、自身の思いや願いに応じてさまざまな見方・考え方を働かせて事象に関わり、問題解決を進める子どもを育てていきたいと考えています。そのような子どもが、持続可能な社会の創り手としてこれからの時代を豊かに生きていくことになると信じています。そこで、わたしたちは、新たに次の研究主題を掲げました。

「自ら問題解決を進める子ども」

子どもの問題解決を支えるために、次の4点を大切にしたいと考えています。

  1. 育みたい資質・能力を明らかにする
  2. 各教科等の見方・考え方をどのように働かせて(鍛えて)いくのか、各教科・領域毎に考える
  3. 見方・考え方を働かせ、資質・能力を育むカリキュラム・マネジメントを行う
  4. ICTを活用し問題解決の歩みを促進するGIGAスクールの取り組みを推進する
「わたしたちが、今、育てたい子ども」を改めて考え、新たな一歩を踏み出したわたしたちの取り組みをまとめた一冊です。
価格:500円 + 送料

授業の創造78号
授業の創造78号(2021年3月)
わたしたちが研究に取り組む目的は、「子どもが育ち、力をつけること」であり、「子どもの育ちを支え続けるために、教師の力量を上げること」にあります。子どもの育ちに目を向けることと同じように、それを支える教師力の向上に目を向けなければいけないと感じています。
子どもの問題解決を支えるために、次の4点を意識して取り組みを進めています。
  1. わたしたちが目指している子どもの姿を共有し、子どもの洞察と働きかけに生かしていく
  2. 各教科等を「なぜ学ぶのかを」改めて考える
  3. 各教科等の内容について、どのように見方・考え方を働かせて(鍛えて)いくのかを考える
  4. カリキュラムの評価
わたしたちが、子どもの育ちに対してできることを改めて考え、まとめた一冊です。
価格:500円 + 送料

授業の創造77号
授業の創造77号(2020年3月)
わたしたちは、「子どもは思いや願いを実現したいという前向きな姿勢をもっている。」という子ども観をもっています。そして、子どもが前向きな姿勢をもちながら学び続け、力強く歩んでいくことができるように支えていきたいと考えています。
子どもの学びを支えるために少しでも子どもの内面に近付き、子ども理解を深めることができるよう、子どもの洞察を大切にしています。わたしたちは、すべての子どもを丁寧に洞察することの難しさを感じています。それでも、一人の子ども(A児)を丁寧に洞察することから、その他の子どもの育ちや、わたしたちが期待する育ちにせまることができると考えています。
わたしたちが、実践の中で子どもとどのように向き合ったのかをまとめた一冊です。
価格:500円 + 送料

授業の創造76号
授業の創造76号(2019年3月)
わたしたちは、子どもが日々のくらしの中で、「よりよい自分に向かって歩み続ける生き方」を少しずつかたちづくっていくことを願っています。どのように学んでいくことでその生き方がかたちづくられていくのかを考えた際、その鍵となるのは、子どもが問題解決を繰り返すことで事象とのつながりを太らせていくことであると考えています。
「子どもが事象とのつながりを太くする」ためには、次の4つのことが大切であると考え、実践に取り組みました。
  1. 問いをもつこと
  2. 学びのよさを実感すること
  3. 事象に対する見方・考え方が生きて働くようになること
  4. 学びとくらしを一体として考えること
実践を通して、わたしたちの取り組みを理論編と実践編でまとめた一冊です。
価格:500円 + 送料

授業の創造75号
授業の創造75号(2018年6月)
子どもの生涯に渡るしあわせを願うことは、いつの時代も変わらない「不易の願い」である。ただ、願うだけでは実現しないことから、わたしたちは、今だからこそ教育において大切にしていきたいことについて、次のように考えるに至った。
人は事象との関係の中で生きており、関係の中で迷い悩むことも少なくはない。子どもたちが、これから先の社会の大きな変化や急速な変化に真正面から向き合うことを考えた時、子どもたちも、大きな迷いや悩みを感じながら、その問題解決に取り組むことになると考える。
そのように考えた時、わたしたちが、教育において大切にしていきたいことは、日々の学びを通して、「よりよい自分に向かって歩み続ける生き方」が少しずつかたちづくられていくことである。そのような生き方がかたちづくられていくことで、子どもが生涯に渡るしあわせを実現していくことになると考えたのである。
このようなことから、わたしたちは、大切にしていきたいことを「よりよい自分に向かって歩み続ける生き方」とした。
価格:500円 + 送料

「学び続ける子ども」が育つ授業の創造
「学び続ける子ども」が育つ授業の創造(2017年6月)
「学び続ける教師」との出逢いがあるからこそ、「学び続ける子ども」が育ちます。 山形大学付属小学校教諭らの約14年間の研究実践をまとめた一冊です。 教師と子どもの織りなす「一期一会の授業」と「学びの場」を描き出します。
購入希望の方は、山形大学出版会にお問い合わせください。

授業の創造74号
授業の創造74号(2017年6月)
わたしたちが研究について再考する中で、改めて大切にしていきたいととらえたことは、わたしたちが、学校における全ての学びを通して、子どもの人としてのよりよい育ちを願っているということです。わたしたちは、能力育成や人材育成という視点だけにとどまらず、今だからこそ、「人格の完成」という教育本来の目的を見据え、人格の形成に軸足を置き大切にしていきたいと考えています。そして、わたしたちは、人格の形成にかかわる多くのことは、一つ一つが大切で数え上げればきりがなく、その全てが絡み合い、人がよりよく生きようとするときに総合的に生きて働く「不易」なものであると考えるに至りました。このようなことから、わたしたちは、人格の形成にかかわる資質・能力を含んだ多くのことを包含し、『たくましさ・しなやかさ』という二言の人間性・生き方に集約した。そして、『たくましさ・しなやかさ』に内包される豊かな資質・能力は、人が本来もっているものであると考えています。
このように、わたしたちは、子どもがもつ豊かさに培い、それらが育っていく学びこそが、子どもの今を輝かせ、仲間とともに未来を拓いていこうとする際に生きて働くものであると考え、新たに研究主題を掲げたところです。
価格:500円 + 送料

授業の創造73号
授業の創造73号(2016年4月)
わたしたちが目指している子どもの姿は、学び続ける子どもです。人は本来、「よりよい自分になりたい(自己実現)」という思いや願いをもっています。子どもがこうした「よりよい自分になりたい」という思いや願いを具体的に実現しようとする中で、事象(人・もの・こと)に対する自分のとらえを更新していくことを、わたしたちは「子どもが学ぶ」と考えています。
ここでいう「更新」とは、よりよい自分になるために知識・技能などを紡ぎ、状況に応じて柔軟に活用できる知恵へと変換していくことであると解釈しています。すなわち、学ぶことによって事象に対する自分の見方・考え方・感じ方が変わり、自分と事象とのかかわりにも変化がうまれることを指します。そして、子どもの中にこのようなとらえの更新がうまれるためには、よりよい自分に近付くための価値をさぐる問題解決が欠かせないと考えます。
価格:500円 + 送料

授業の創造72号
授業の創造72号(2015年10月)
わたしたち教師にとって、子どもの育ちを支えることが最大の役割です。子ども が育つには、子どもが価 値をさぐる問題解決を通して学ぶことが必要であると 考えます。無限の可能性を秘めた子どもたち。子どもたちはまだまだ生活経験が 少ないため、 子どもをとりまく大人の具体的な働きかけ如何により、育ちの様 相は大きく変容します。だからこそ、わたしたちは、子どもへの働きかけを通し て、常に自分の有り様を見つめ直していかなければならないと考えます。
価格:500円 + 送料

授業の創造71号
授業の創造71号(2014年6月)
子どもへの働きかけは、子ども理解により大きく変わります。わたしたちの日々 の教育活動の根幹は、「子どもの理解のもと、子どもの育ちを支え ること」と 考えています。 では、子どもを理解するとはどういうことでしょうか。「子ど もを理解する」と日頃何気なく用いる私たちではありますが、私たちがとらえる 子どもの姿は、子 どもの世界の断片的な一部に過ぎず、突き詰めれば、一人の 子ども全てを理解することが極めて困難であることにたどり着くでしょう。
価格:500円 + 送料

授業の創造70号
授業の創造70号(2013年6月)
  • わたしたちの取り組みの根幹をなす考え
  • 子どもを理解するということ
  • 子どもの問題解決と学び
  • 目指す子どもの姿
  • 子どものくらしと問題解決
  • 子どもの学びを支えていくために
価格:500円 + 送料

授業の創造69号
授業の創造69号(2012年12月)
子どものまなびを支えていくためには、子どもの具体的な学びの展開を考えること、学習材の吟味、実感の積み重ねのある学習構成といった、子どもの思いや願いをとらえた授業づくりが大切と考えています。
価格:500円 + 送料

授業の創造68号
授業の創造68号(2012年5月)
「学び続ける子ども」を目指して取り組む中で、子どもは、「問題解決」を通して学んでいると感じています。そんな子どもたちの学びを支えるために、
「子どもを洞察すること」「子どもをとらえた授業づくり」を日々大切にしたいと考えています。
価格:500円 + 送料

授業の創造67号
授業の創造67号
子どもの「学び」とは何か、それは「様々な経験をしながら“人・もの・こと”に対するとらえをふくらませていくこと」と私たちはとらえています。日々、刻々と変化する子ども一人一人を的確にとらえ、今後、どのような学びを展開していくのかということを具体的に見通す教師の地道な取り組みが大切です。本号では、問題解決を通して自ら学び続ける子どもの育成に向けて、各教科・道徳・外国語活動・学級タイムにおける具体的な授業づくりと、日々の子どものくらしを結びつけながら、子どもを育てるための子ども理解に努めるための研究のあり方について述べています。
価格:500円 + 送料

授業の創造66号
授業の創造66号(2010年11月)
子ども自身が豊かな自己形成をもとめ続けること、つまり「自ら学びを求め続けること」を目指す子どもの姿に据え、その道筋を支えることを教師の最大の役割として、日々の授業づくりに取り組んでいます。本号では、各教科、道徳、学年・学級タイムを通して豊かな自己形成に向かうことを実感するとはどのようなことなのか、また実感するための要素について述べています。さらに、4つの実践をもとに、具体的な子どもの姿から考察しています。
価格:500円 + 送料

授業の創造65号
授業の創造65号(2010年4月)
私たちは「子どもは本来、豊かな自己をもとめている存在である」と考えています。この「豊かになりたい」という欲求を具体的に実現させていく過程が「子どもが学ぶ」ということであり、自分やまわりの人々、事物・事象に対する「とらえ」「かかわり」「思いや願い」を成長させていくことが必要であると考えます。こうした考えをもとに、子ども自身が豊かな自己形成をもとめること、つまり「自ら学びをもとめ続けること」の道筋を支えることを教師の最大の役割として、日々の授業づくりに取り組んでいます。
価格:500円 + 送料

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