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みのりっこ学びのすがた
5年生
みのり登山の下見
 10月11日(水)、6年生と一緒に下見に行きました。6年生は2回目、5年生との下見の前に一度下見をしていました。みのり班では班長の6年生を頼りにしていますが、今回の下見を通して、班を引き継ぐ意識を高める絶好の機会となりました。

 見えない所でいつも準備してくれた6年生と、一緒に活動できるチャンスです。1〜4年生が楽しく安全に活動できるように、危険箇所や遊ぶ場所を見てくるだけでなく、6年生がどのように下見をしているかを、直に見ることができました。

 「6年生から、『ここはすべるよ』って教えてもらったよ。石もあるし危ないな。1年生の手をつないで下った方がよさそうだぞ。」

 下見を終えて教室に戻ると、「6年生の○○さんは、危ないところを全部分かっていてすごい。」「私が疲れているときに、○○くんがおもしろい話をしてくれたよ。」「歩く速さを、1年生がいるときのように意識していてさすがだったな。」などと、感想を話していました。6年生のよい姿を見て学んだことは、全校で登るときに生かされていくことと期待しています。  この日の日記に、ある女の子は次のように書いてきました。

 ――山道を歩きながら、想像することができました。「○○君がこうしそうだなあ。」「□□ちゃんのために、ゆっくり行った方が良さそうな道だなあ。」などと、班のみんなのいつもの行動から、「〜かなあ。」がたくさん出てきました。三つの班でいっしょにかたまって登っていたので、「△△君、ここで転んじゃうかもね。」「ああ、そうかもね。」という会話もありました。――

 6年生と一緒に、1〜4年生の姿を思い浮かべながら下見をしていた姿に、高学年としての育ちが感じられ、うれしくなりました。