入学式　校長式辞

新入生のみなさん、入学おめでとうございます。今日からみなさんは、山形大学附属小学校の一年生です。みなさん、とても立派ですね。私は、校長の武田喜美男といいます。よろしくお願いします。みなさんが入学してくるのを、楽しみに待っていました。ほかの先生たちも、上級生のお兄さんやお姉さんたちも、わたし以上に、楽しみに待っていました。

さて、今日は、みなさんが、一年生として学校へ登校した最初の日ですから、校長先生から、これからの学校で生活をするために、三つ話をします。

一つ目は、「ごはんをしっかり食べましょう」ということです。小学校は、こころもからだも、ぐんぐん大きくなる時期です。よく食べて、よく遊んで、丈夫なからだをつくりましょう。

二つ目は、「楽しくお勉強しましょう」ということです。目の前にすわっているお兄さん、お姉さんたちをお手本にしながら、一緒に、楽しく勉強したり運動したりしていきましょう。

三つ目は、「交通事故に気をつけましょう」ということです。小学校では、学校に通うとき、道路を歩いたり、バスに乗ったりします。そのとき気をつけなければならないことは、自動車や自転車に気をつけて、絶対、ぶつからないことです。

今日はみんなの入学をお祝いして、お客さんがたくさん見えています。うれしいですね。ご来賓のみなさま、ご多忙の中、本当にありがとうございます。

ここで、ちょっとおうちの方にお話するので、一年生のみなさんは、我慢して聞いていてください。

さて、保護者の皆さまには、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。私たち教職員一同、力を合わせ、愛情を注ぎながら、子どもたちの教育に当たる所存でございます。子どもは集団の中でさまざまな課題と出会いながら、少しずつ自立し、社会性を育んでいきます。学校と家庭が協力しながら、子どもたちを健やかに育ててまいりたいと考えております。

また、本校には、大学の附属学校としての任務があります。わたしたちは、大学の大きな支援を支えに、その使命を果たしてゆく覚悟でありますが、これから、保護者の皆さまからも、ご理解とご協力を仰がなければならないことがあろうかと思います。是非、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

これで、おうちの方へのお話を終わります。よく我慢できましね。とても立派でした。

では、最後に、みなさんの、担任の先生を紹介します。
一組は　阿部玲子（あべれいこ）先生です。学年主任も、お願いしてあります。
二組は　西長　大（にしながまさる）先生です。
三組は　高橋昭彦（たかはしあきひこ）先生です。
複組は　伊藤和賀子（いとうわかこ）先生です。
四人とも、明るく元気で、親切な先生です。

これでお話は終わりです。明日からみなさんと、笑顔で、元気にあいさつするのを、楽しみに待っています。

平成二十二年四月八日

山形大学附属小学校　校長　武田喜美男