写真

校長室だより

ひとりひとりの成長を実感できた前期108日でした

前期終業式 校長講話(10月8日)

今日は1年の半分が終わる区切りの日です。前期の半年間のあゆみを振りかえり、一人ひとりの成長を確かめあいましょう。私は、始業式でみなさんに話した3つことからふりかえってみました。

一つめは、「出会いを大事にしましょう」ということでした。新しいクラスメートとの出会い、新しいみのり班やなかよしペア、新しい先生との出会いがありました。新しく出会った人のために、いろいろ考えたり、行動したりすることがたくさんありました。考えたこと行動できたことで、みなさん一人ひとりが着実に成長できたと思っています。

二つめは、「具体的な目標を持って生活しましょう」ということでした。それぞれの学年で、学級で、○年生としての、自分たちのあるべき姿を語り合い、目標をもって生活してきたと思います。そのふりかえりは各学級で終わっていると思います。私の目には、すでにみなさんはそれぞれの学年にふさわしい姿に、充分達しているように見えるということを、この場では伝えておきます。

三つめは、「新しいことにも挑戦してみましょう」ということでした。今年の1年生から、1つの学年が102名となり、1年生だけ他の学年より少ない人数で学校生活が始まりましたが、なかよしペアでも、みのり班でも、みなさんの工夫と配慮でそのことを乗り越えてくれました。また、みのりSFでは、6年生を中心に、みんなで知恵を出し合い、考え、工夫しながら取り組んでくれました。とても素晴らしいSFとなったと思っています。

最後に、私が感じた各学年の具体的な成長の姿やよさを話します。

1年生:入学当初は自分のことで精いっぱいでしたが、学校に慣れるにしたがい、友だちをつくりながら、自分のことは自分でできるようになりました。上級生の姿を手本にして友だちのことも考えられるようになっています。

2年生:1年生のとてもよい手本でした。なかよし登山でも、みのりSFでも1年生のことをよく考え、互いに声を掛け合い、見通しを持って活動できました。とても立派な上級生、2年生になってきたと思っています。

3年生:新しい学級で、新しい友だちと仲間づくりをしっかりやってきました。松島や自然の家での学習では、自分たちで決めたことを自分たちで判断して行動できました。また、学校生活の小さなところまで気づき、行動できる3年生になってきたと思います。

4年生:高学年になり、自分から行動することの必要性やそうすることの大変さを学んでいる姿はたのもしく見えます。例えば、みのりSFにおけるペア種目での1年生への配慮とがんばりは素晴らしいものでした。

5年生: 6年生の背中を見て、自分の在り方を考えている姿がたくさんありました。さまざまな学年の人との中で、自分のすべきことを、高学年らしく考え行動している姿は、すでにこの学校のリーダーとしての動きだとうれしく思いました。

6年生:みのり班活動が増えた今年、たくさんの課題においても、班長としての在り方を常に考え、迷いながもしっかりと行動していました。そのことは確実にみなさんを成長させています。具体的にはこの前の学年集会で話した通りです。そして、今日述べたそれぞれの学年の成長は、あなた方6年生がしっかり考えてきたから、あなた方の支えがあったからできたのです。