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校長室だより

平成31年度 入学式の式辞

平成31年4月8日 校長 樋口潤一

山形にも 美しい春がやってきました。
 今日は、入学式です。
 山形大学附属小学校に入学される 99名の皆さん ご入学おめでとうございます。  

今日のよき日に、
 PTA会長 佐藤 元(さとう はじめ)様
 同窓会会長 中村 喜兵衛様をはじめ、
 多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、
平成31年度入学式を挙行できますことに、心より御礼申し上げます。

皆さんが入学してくるのを ここにいる2年生から6年生のお兄さん、お姉さんたち、そして、先生たちは、みんな楽しみにしていました。

さて、今日私たちの仲間になった皆さんには、 次の3つを大切にしてほしいと願っています。
 その1つ目は、皆さんの「いのち」です。お父さん、お母さんからいただいた皆さんの「いのち」は、たった一つしかありません。学校に来るとき、学校から帰るとき、お家で遊ぶときも、決して道路に飛び出したりせず、かけがえのない「いのち」を大切に、大切にしてください。

2つ目は、「自分」を大切にしてほしいということです。何かができる、できるようになったかっこいい自分も、なかなかうまくできない、時には失敗しちゃったあまりかっこよくない自分も、ぜんぶぜんぶ大切な「自分」です。私たちも、そしてお家の方々も、そんなありのままの皆さんを、大切に、大切に思っています。

3つ目は、「自分」と同じように「友だち」も大切にしてほしいと思います。友だちが喜んでいるときには一緒に喜び、友だちが悲しそうなときは「だいじょうぶだよ。そばにいるから。」って言ってあげられる、すてきな人になってほしいと願っています。

では、これから、お父さん、お母さんにお話をします。きちんと待っていられるかな。ありがとう。
 さて、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。今日の晴れの姿をご覧になり、誕生した時の喜び、そしてこの6年間育ってきた姿が思い浮かび、感激もひとしおかと拝察しております。
 附属小学校は、今年、創立141周年を迎える歴史と伝統のある学校です。これまで、15000名を越える卒業生が巣立っており、「太陽の子」・「北国の子」「日本の子」を目指すという脈々と受け継がれてきた校風があります。

ここに坐っている 99人のお子様は、平成という時代を締めくくる一年生であるとともに、令和という新たな時代を先駆ける一年生でもあります。
 今ここで、私たちが出会えた奇跡に感謝し、ともに考え、ともに悩み、喜び、そして知恵を出し合って、附属小学校の新たな歴史を切り拓いていきたいと思います。
 教職員一同、決意をもって取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

1年生の皆さん、偉いですね。お父さん、お母さんにお話する間、きちんと待っていてくれましたね。さすが附属小学校の1年生です。在校生の皆さんも立派です。ありがとう。

では、これから、1年生の担任の先生を紹介します。

1組は、井上麻美子(いのうえ まみこ)先生です。学年主任もお願いしています。
 井上先生は、国語が大好き、楽しくてやさしさあふれる本をたくさん読んでくれると思います。
 2組は、青山詩織(あおやま しおり)先生です。
 青山先生は、歌が大好きな先生で、皆さんと一緒に体を動かしながら、たくさんの歌を教えてくれると思います。
 3組は、後藤啓太(ごとう けいた)先生です。
 後藤先生は、生活科の先生で、いろんな生き物のことや、学校や町をたんけんするコツを教えてくれると思います。
 1年生の皆さん、心配なことや困ったことがあったら、先生に、何でも相談してくださいね。

結びに、本日ご臨席いただきましたご来賓の皆様にも、子どもたちの成長を温かく見守り、支えていただければ幸いに存じます。また、今後とも、本校への、変わらぬ、ご支援・ご協力をお願い申し上げまして、式辞といたします。

入学児童代表の言葉

 

まちにまったはるがきました。さむかったふゆもおわり、おはながさきはじめました。さきはじめたおはなのように、わたしたちはあたらしいせいふくとらんどせるをじゅんびして、きょうのにゅうがくしきをとてもたのしみにしていました。今日のためにじゅんびをしてくださったせんせい、おにいさん、おねえさん、どうもありがとうございます。
 わたしは、しょうがっこうでたくさんのおともだちをつくりたいです。おともだちがいると、こまったときにたすけてもらえるからです。おともだちがいると、たいへんなときもがんばれるからです。そして、おともだちがいると、たのしいことがもっともっとたのしくなるからです。おともだちにもありがとうのきもちをわすれずにつたえていきたいです。
 これから、しょうがっこうでは、大きなきょうしつとひろいぐらうんど、たいいくかんでどんなせいかつがはじまるか、わくわくしています。おにいさん、おねえさん、わからないことがあったとき、こまったとき、どうぞわたしたちにおしえてください。よろしくおねがいします。

入学式 児童代表 歓迎の言葉

 

1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。わたしたちは、みなさんが入学することをとても楽しみに待っていました。
 今、1年生のみなさんは、どんな気持ちでいますか。ぼくが1年生のころは、「友達がたくさんできるかな?」「どんなお勉強をするのかな?」とドキドキ、ワクワクした気持ちでした。みなさんも同じ気持ちかもしれませんね。でも、心配しなくても大丈夫です。わからないこと、困ったことがあったら、いつでも、2年生から6年生のお兄さんやお姉さんに聞いてください。優しく教えてくれます。
 今日は、少しでも附属小学校のことを知ってもらうために、小学校のいいところを3つお話したいと思います。
 1つ目は、みのり班活動です。「みのり班」というのは、1年生から6年生みんなが集まった班のことで、その班みんなで掃除をしたり、遊んだり、お話をしたりする活動です。最初はきんちょうすると思いますが、みんなですごしていくうちに、きんちょうもほぐれて、楽しく、仲良くなっていくと思います。
 2つ目は、学年ごとに「学年の木」があるということです。2年生は「とちのき」、3年生は「ななかまど」、4年生は「なつめ」、5年生は「ゆずりは」、6年生は「ゆきやなぎ」です。どの学年も、学年の木と花言葉を大切にしています。一年生のみなさんの木が何の木になるのか、とても楽しみですね。
 3つ目は、みのりスポーツフェスティバルです。みのりSFとも呼んでいます。幼稚園の運動会と少し似ているかもしれません。みのりSFでは、クラスごと、赤組、黄組、青組に分かれて、みのり班の友達といっしょになって競技をしたり、応援したりします。クラスごと、2つの学年ごとになって競技をすることもあります。今までは、長縄をしたり、まり入れやリレーをしたりしてきました。みんなが本気になって、全力で競技をすることは本当に気持ちがいいです。楽しみにしていてください。
 それでは、今日からみなさんも附属小学校の仲間です。うれしいことも、時には、心配なこともあるかもしれませんが、みんないっしょになって、楽しく生活していきましょう。ぼくたちも、みなさんのために、お話を聞いたり、教えたりしていきます。
 今日は本当にご入学おめでとうございます。明日からよろしくお願いいたします。