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校長室だより

太陽の子

令和2年4月20日 校長 樋口潤一

新たに7名の先生方をお迎えし、令和2年度がスタートしました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら、まだ子どもたちとの出会いは実現していません。子どもたちの溌剌とした声と姿が溢れることで、学校にいのちが吹き込まれると知っている私たちは、一日も早くその日が訪れることを願ってやみません。

平成23年度、2011年3月に東日本大震災に見舞われた年にも私たちはそれまで経験したことのないような1年を過ごしました。
自然は時に、人知を遥かに超える試練を私たちに与えます。その試練の中で、私たちはもがき苦しんだり、じっと耐え忍ぶことしかできなかったりすることもあります。しかし、このような時こそ、私たちは希望を見いだし、叡知を合わせ、お互いを生かし合い支え合いながら一歩一歩前に進んでいく、そんな強さをもちたいと思います。

附属小学校の校庭やみのり園では、一斉に春の美しい花々が開き始めました。一人一人の先生方の声や姿にも希望と情熱と創意が満ち溢れています。「太陽の子」は、どんな状況でも輝いています!

太陽の子

※「太陽の子」は、本校の教育目標であるとともに、私自身の教育観の原点となった灰谷健次郎(はいたに・けんじろう)作品の一つ、『太陽の子』(てだのふぁ)ともつながっています。