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校長室だより

太陽の子

令和2年6月22日 校長 樋口潤一

令和2年度開校記念「1年生の入学を祝う会」を挙行することができました!101名の1年生は、もうめざましく成長していました。凜とした姿で堂々と入場し、きっぱりとした声で返事をし、私たち教職員や保護者の方がいる初めての場面でもタイミングよく礼をし、最後まで話を聴き、学年の木「なつつばき」を立派に紹介し、リズムに乗った大きな動きで「パプリカ」のダンスを披露してくれました。

通常の入学式では到底見られない、「成長した1年生の姿」を保護者の方に見ていただけたのは、今年だからこそ実現できたことです。しかしそれは、ここに至るまで、1年生の担任団はもちろん、2~6年生の先生方、担外の先生方、6年生の子どもたち、事務の先生方、警備の方々も含め、関係するすべての人たちが、「1年生の入学を祝う」気持ちを伝えるための努力を積み重ねてきた成果が表れたものだと捉えています。できない理由を探しできないことを嘆くのではなく、できることを探り続け、できるように工夫し続ける...この附属小学校の魂は脈々と受け継がれ、1年生にも伝わったと確信します。

低学年昇降口の側には、「キミガヨラン」(学名:Yucca gloriosa)が隆々と咲き誇り、観察園では私たちとともに入学を祝うかのように紅白の「タチアオイ」(別名:梅雨葵)が艶やかな姿を見せています。

101名の「なつつばき」の子どもたちも、花言葉どおり愛らしさを満開にして、名実ともに附属小学校の「なかま」となりました!

太陽の子