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校長室だより

あいさつの「習慣」をつくる(全校朝会の校長講話)

令和5年5月10日 校長 林 敏幸

【各学級で校長講話を動画にて視聴】

5月に入り、緑が美しい季節になってきました。校庭やみのり園の木々は、日ごとに緑が濃くなり、とても爽やかな気分になります。
 爽やかと言えば、毎朝のあいさつもそうです。1年生も上手にあいさつできる人がたくさんいて、とてもうれしいです。また、私があいさつする前に「おはようございます」と元気にあいさつする人も、去年より多くなってきました。その一方で、あいさつの声が小さかったり、何も言わずに通り過ぎたりする人もいます。今日は、あいさつの上手な人はもっと素敵なあいさつができるように、あいさつが苦手な人は少しでもあいさつをしたくなるように、言葉遊びをしながらあいさつのめあてをつくってみたいと思います。「あ・い・さ・つ」の言葉に合わせ、「あ」であれば「あかるく」、「い」であれば「いっぱい」というように、「あいさつに大切な言葉」を学級で話し合ってみてください。時間は3分間です。

ちょうど3分間経ちました。さて、どんな言葉が集まったでしょうか。あとで担任の先生から、みなさんの話し合いの様子を聞いてみたいと思います。参考までに、私が考える「あいさつに大切な言葉」を紹介します。

「あ」…「あ」いての目を見て「あ」かるい声で
 「い」…「い」つでも「い」ろんな人に
 「さ」…「さ」きに「さ」わやかな笑顔で
 「つ」…「つ」づけることが大切

これらの言葉の中で、特に「つ」づけることがとても大切です。あいさつをしたりしなかったりというのは、本物のあいさつとは言えません。朝起きて顔を洗ったり、歯磨きをしたりすることは当たり前ですが、あいさつもこれらと同じようなものです。毎日当たり前のことを同じように繰り返すことを「習慣」と言います。子どものときからよい習慣を身に付ければ大人になっても自然に続けることができます。逆に、子どものときに悪い習慣が身に付いてしまうと、それを変えるのは簡単ではありません。
 みなさん一人一人に上手なあいさつの習慣が身に付けば、附属小学校はさらに笑顔いっぱいの学校になります。今年も、朝、私と一緒に正門に立ってあいさつしたい人は、ぜひ来てください。

最後に、今日の話を振り返って「自分が目指すあいさつ」をカードに書いてみましょう。これで、私の話を終わります。