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校長室だより

平成23年度 第2回学校評議員会を開催しました。

(3月1日)

2月中旬から本校でもインフルエンザが流行し、これまで6学級で3日程度の学級閉鎖をしました。「6年生を送る集会」も3月7日に延期しました。子どもたちは手洗い、うがいをしっかりやっています。5・6複組の健康グループも換気の呼びかけをよくやってくれています。みんなが元気に学校生活をおくれるようになってほしいと願っているところです。

さて、2月28日(火)午後に学校評議員会(委員6名)を開催しました。昨年6月の開催に続き今年度2回目です。会の趣旨や委員名は6月にお知らせしましたので省かせていただきます。今回のねらいは、この1年間、機会あるごとに学校のようす、子どもたちの活動をみていただいた評議員の方々から、学校関係者評価委員として、学校運営や教育活動の在り方について評価していただくことです。

学校からは、校長、教頭、主幹教諭、事務係長が参加しました。子どもたちの学習を参観し、学校状況の説明(教員と保護者の学校評価を含む)を行い、その後、各評議員からご意見(評価)をいただきました。主なご意見は次のとおりです。

  • 子どもたちは、明るくのびのびと学んでいてとてもいい。子ども同士の関係に温かみを感じる。学年を追って参観すると、子どもたちが1年ごとに成長していることがよくわかる。
  • 附属幼稚園の評議員も務めているが、附属の幼稚園・小学校・中学校のつながりがとてもよくなってきていると感じる。それが子どもの成長に表れている。今後も続けてほしい。
  • 子どもの成長は、附属小で6年間を過ごしてきたからだということが、今、改めてわかったような気がする。先生の子ども理解がしっかりしており、自分の子のよさを先生から聞きながら、親としても成長してきた。
  • みのりSFは自分の子どもの姿が見えづらいという声もあるが、6年生になると、その中で育まれる人間関係が、子どもをとても成長させていることがよくわかる。
  • 子どもが育つ、親も一緒に育つという視点が大切。親も小グループで話ができる場をつくるなどしてつながりをつくっていくことが大事ではないか。子どものみのり班のメンバーで、親もつながれるような場面設定などの工夫も考えてみてほしい。
  • 学校は子どもを全人格的に育てるところであり、親は周囲の人のことを考えて大人として行動するものなど、附属小の保護者として持っていたい考えや意識が少し希薄になってきているように感じる。
  • 親としての具体的な対応に係る質問が多く寄せられ、母親委員会で子ども理解の研修会を開催し、多数の参加者があった。親同士のつながりを意図的につくり、互いに聞き合えるような関係をつくる必要性を感じる。
  • 保護者の中には、先生に相談したいが忙しいそうでなかなかできない、連絡が取りづらいという声がある。
  • 校舎内の壁や床の汚れが目立つようになってきた。物的な環境も子どもの成長にとっては大切である。

これらのご意見を来年度の学校運営に活かしていきたいと考えております。また、評議員の方には、本日の参観、学校説明を受けての評価を、後日、文書でいただくことになっています。その結果は、今年度と同様、新年度6月の教育課程説明会で報告いたします。