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校長室だより

温かいご意見を 学校経営に〜第1回学校評議員会から〜

(平成25年7月1日)坂本澄子

6月17日(月)に、今年度第1回目の学校評議員会を開催しました。この会は、学校運営に関して、地域の方や保護者の意向を把握して反映することや、学校の教育活動等の情報を提供し、説明責任を果たすこと等を進めていくためにつくられた制度です。学校からは、校長、教頭、主幹教諭、事務係長が参加しました。

初めに、今年度の学校概要を説明し、その後、各評議員からご意見をいただきました。主なご意見は下記のとおりです。なお、説明した学校概要は、13日(木)の教育課程説明会の内容とほぼ同じです。

  • 校舎改修に伴い公開研究会が休止になるようだが、形を少し変えて考えていただけると有難い。公研は、学校・保護者・子どもにとっても大事な行事であるので・・・
  • 3、4複組を残すように努力してほしい。附小は県内外に発信する役割がある。
  • めざす子どもの姿で「課題解決を通して『人、もの、こと』に対するとらえを更新していく」は学力観としていい言葉である。教師は授業の中で「子どもが〜と変容していくはずだ」という思いをきちんともっていくべきである。公研の授業ではどうだったのか省察してほしい。
  • みのり班活動に徹底して取り組んでいるよさがある。先日、近所で附小の子どもの受け答えがとても素敵だった。自分の意思を伝える力であろう。
  • みのり班活動と授業は両輪。みのり班活動で付けたい4つの力と各教科の授業との関係は?
  • 学校と保護者との信頼関係は、学校に「いつでも来ていいよ」という雰囲気があるかどうかである。学校に足を運んだ回数でもある。
  • 中学校への進学の不安などがあり、SCやコーディネータの先生に相談しやすくとてもありがたい。
  • 少人数化で先生とのコミュニケーションが取れるようになり、気持ちにゆとりもできている。
  • みのりSFについて:六年生が下の子の面倒を見ることで、学年として思い切り力を発揮できない。春の徒競走とリレーの企画はよかったが、他の学年の頑張りを子どもにも見せたい。
  • PTA活動の一人一役はよいが、保護者同士の関わりが薄いように感じる。機会を増やして呼びかけをしていきたい。
  • 特別支援教育の体制が整いありがたく思っている。ますます充実させていってほしい。

これらのご意見をできるところから今年度の学校運営に活かしていきたいと考えております。評議員の皆様には、今後、機会あるごとに学校の様子、子どもたちの活動のあり方を見ていただき、来年2月の第2回委員会で学校関係者評価委員として、本校の学校運営や教育活動のあり方について評価していただく予定です。